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始動アルムナイ・インタビュー001 (第3期)岩部彬子さん - 県立病院勤務

次世代のイノベーションの担い手を育成することを目的に2015年度に立ち上がった「始動 Next Innovator」は過去6年間で約700名のアルムナイ(卒業生)を輩出しました。

なぜ、「始動 Next Innovator」にエントリーしたのか? このプログラムでの経験はそれぞれの人生にどんな影響を与え、事業アイディアをどう進化させたのか?インタビュー形式で綴ります(シリーズ第一回)。

1.自己紹介をお願いします

地方公立病院で働く助産師です。
最愛の妹が突然がん宣告を受けたところから、がんになった人の力になりたいと社会人修士に入って修了し、自らがん拠点病院に転職した年に参加しました。


2.始動にエントリーしたいきさつについて教えてください

とある講演会に面識のない始動2期のアルムナイと同席していました。共通の友人は多数いたものの、直接お話もしていなかったのでFacebookのお友達申請を断るところから(笑) アルムナイのタイムランで始動を知り、応募締め切り直前になって慌てて応募しました。


3.始動参加期と応募時に提出した企画内容についてお聞かせください

医療従事者の立場から見える社会課題を解決したいという大きな枠組みで応募しました。当時がん拠点病院に属していたこともあり、助産師としての経験や自分の見聞きしたこと・体験から言いづらい妊孕性に纏わる悩み相談ツールをチャットボットという形で起案しました。

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4.始動に参加してそのアイディアはどのようになりましたか?

実際大きな学会の事務局とのやり取り(エビデンスベースの著書の取り扱い含め)を重ねる中でアクセスフリーになっていないことなど課題が多く、プロトタイプで止まりました。その間に、チャットボット形式での窓口が多数となり新規性はなくなったので振り出しに戻ったところです。


5.始動のプログラムについて感じられたことをお聞かせください

自分の領域から大きく飛び越えて知らないことに触れたり多様な価値感を浴びるような体験は今までそう多くはありません。年齢、性別、何に情熱を傾けているか様々でありながら同期は宝です。メンターに出逢えること自体、今後の人生を変えるといっても過言ではないと言い切れます。


6.始動に参加して得られたこと・みなさんにとってプラスに働いたことについてお聞かせください

元々誰とでも仲良くなれ、何処にでも飛び込む方でしたが、より加速したように思います。単なるミーハーと思っていたところを同期はコネクトの天才、巻き込み上手と褒めてくれました。人と人を結ぶことは業務とは別に続けており、出逢い結び学ぶ日々はZoomで継続しています。


7.始動への応募を検討しているNext Innovatorへ一言お願いします

踏み出すときは勇気がいると思います。今はコロナでなにぶん不自由ですがオンラインでも、コロナが終息したら是非オフラインで!!アルムナイ一同お待ちしています。

(了)

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