11月11日 伝えるには

朝、7時前くらいに起きる。シャワーを浴び、洗濯機をつけてから、また布団へ。結局布団から出たのは9時過ぎくらい。干して、整体に行った。

整体で、最近のポップスの歌詞は叙情的なものがなくてレベルが低いですねという話をされる。おれは、めちゃくちゃ主観みたいな曲をよく聴くので、否定するでも肯定するでもなく。そこは優劣ではないはず。

12時を目指して文フリに向かおうとしていたが、間に合わないことがわかる。まぁ良い。行く途中、吉野家のハヤシライスを食べた。牛肉と玉ねぎで構成要素が一緒なので、吉野家がハヤシライスをやるのはとても必然性を感じる。お肉が牛丼と同じように長かったことに牛丼屋としての矜持を感じたけど、単純に食べにくかった。

浜松町からモノレールに乗る。前回の文フリの時に、先頭車両から見える景色が良かったので、今回も先頭車両へ。遮光シートで結構遮られていて、前回ほどの感動はなかった。"モノ"レールなんだなぁということを感じる。流通センター駅は先頭車両から出口までが遠かった。

文フリ。たくさん買っちゃった。普段読ませてもらってる人ともお話しできてよかった。

日記祭でどう売ろうかをずっと考えながら回る。とても綺麗な写真が使われた本を見て、自分が作った本のことを思う。売るなんてことは考えずに撮った写真、それで良いのだろうか。
値付けについても考える。日記祭では1冊1000円で売ろうと思ってる。お釣りもめんどくさいので。しかしもう少し下げた方が、手に取ってもらえる可能性は上がるのだろうか。
届いて欲しいまだ見ぬ人に届くためにはどうすればいいだろう。今回の文フリで、元々知っていた訳ではなく買わせてもらったのって、"胃弱辛拉麺"とか"ポテサラ"とか"コンクリート"とか、その一言で本の内容や魅力が伝わるものだった。
一方、タイトルからパッと何かが分かるかというとそうでもない。表紙も削ぎ落としたものにしていて情報は少ない(まぁ、これは絵が描けたり、デザインできないから、そうならざるを得なかった面も多分にあるのですが)。パラパラとめくってみて、すぐに魅力が伝わるというのも難しいだろう。
何日分か読んでみて分かる温度感のようなものも日記の魅力だと思う。全体の魅力を一瞥で伝えるようにすることが出来るのかという、矛盾に直面する。日記に出てくる固有名詞を列挙したパネルみたいな何かを作るかとも思ったけど、そのゴテゴテ感じはあまり好きではない。難しい。

Bar bossaの林さんのブースを見つけて、立ち寄ろうか逡巡した。実は、Bar bossaでプロポーズをしまして、離婚して以来、なかなか行くことができず、noteの日記も読めていない。思い出すことで、傷がということではもうなくなっているけど、それでも思い出すことには変わらない。
そんなことで、通り過ぎようかとも思ったけど立ち止まり、少しお話しする。新刊の帯に書かれていた言葉にくっと引き込まれ、買わせてもらった。ドリンクのチケットもついていたことだし、今度行きたいなと思いつつ、1人では行けないのでどうしようかとも思う。

下北沢BONUS TRACKへ。レイアウトをどうするかのイメージを膨らませたかった。

やっぱりここでゴテゴテしたものを出すのは合わない。
ディスプレイ用に本を立てかけるのも果たしてどこまで効果があるのかと考える。遠くからの視認性には有効だろう(下図①)が、果たしてそれがどこまで効果があるのか。文フリで俺は基本的に下を向いて、目の前のブースしか見てなかった。すると、下図②のように少しだけ角度をつける台があった方がよいのではなかろうかとか考える。

たまにやりたくなる雑な図解

知的障害・発達障害がある方が読みやすい本が出店されていてとても気になった。そこで使われてる技法の裏にどのような理解があるのだろうか。

下北沢駅すぐ近くの地下にあるワインバーに立ち寄った。こんな駅からすぐのとこに落ち着ける場所があるのか。知れてよかった。リエットがたっぷりで嬉しい。

雑貨屋をウロウロする。良いアイデアは浮かばず。長い散歩をしながら帰った。

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