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たびたびPR! 自根(じこん)キュウリ



表面が白いのは自根(じこん)の証

自根(じこん)キュウリとは「自分の根」で育っているキュウリのことです。
スーパーで売られているキュウリは、同じウリ科のカボチャを台木にした接ぎ木キュウリです。

自根キュウリには写真のような白い粉(ブルーム)が発生します。
キュウリの表面に出てきた汗が結晶化したもので、糖分を含んでいるために白くなります。ブドウの皮についている白い粉もブルームです。
ブドウの場合は新鮮な証拠になるのですが、キュウリはブルームがついていると、古く見えたり農薬だと勘違いされたりしてしまいます。このブルームが接ぎ木キュウリでは発生しません。

カボチャの根は太くて長く、水や栄養を吸い上げる力があります。病害虫にも強いので、カボチャを台木にした接ぎ木キュウリは、株が大きく育ち、生育期間は長く、大きくて形が良いキュウリがたくさん収穫できます。
また、接ぎ木キュウリは丈夫で皮が硬くなるので、輸送中の傷みも少なく、保存性も高まります。時にはワックスを塗ったかと思えるくらいにピカピカと表面が光って綺麗なものもあります。
 
しかし、接ぎ木キュウリは水分をたくさん吸うので、自根キュウリと比べて味や香りは乏しいです。表面が硬いので、板ずりしても塩がしみ込んでくれません。漬物メーカーさんでは、キュウリに何十本と針で穴をあけて、塩を浸透させているそうです。

自根キュウリは病気に弱く、収量が少ないです。
できたキュウリはブルームがついて見た目が悪いです。
樹勢が弱いので、接ぎ木キュウリと比べて大きさはバラバラで曲がっているものも多くなります。
しかし、ほのかな甘みと香りがあり、キュウリ本来のおいしさがあります。皮は柔らかくて食感がいいです。
 
しあわせ野菜畑のキュウリは自根キュウリです。樹勢がすぐに弱ってしまいますが、定期的に種をまくことで皆様にお届けしています。
皮が柔らかいので黒くなりやすく、傷んでいたり古くなっていたりしていると思われる方もおられますが、新鮮です。
自根キュウリならではの、味と香りと食感を楽しんでください。

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オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳
240708
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