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国民民主党を念頭に、党員・サポーター制度のさらなる活用について。私の考えとアイデア。

党員・サポーター制度をもっと活用することの障害になっていることと、その解決策について私の考えとアイデアを書いておきます。


ちょっと長くなりますが、良かったら読んでみてください。
参考になれば幸いです。

問題は、党本部も地方支部も、党・サポに直接連絡がし辛いこと。

えっ?と思われるでしょう。


理由があります。
これは、応援している議員さんの力になるならと、あるいは議員さんへの義理などで入っている方が多いからです。
こういう方は、あくまで党に対する気持ちではなく、議員さん個人を応援しています。
党に対する理解や、熱量にも差があります

誰がそういう方なのか?
党側からは分からないので、必然的にその議員さんからアプローチしてもらうしかないんです。
党本部から直接送られてくるのは党首選の投票、党支部から送られてくるのは、支部の集会の案内葉書ぐらいになります。

これは別に悪いことではありません。
次に説明します。

議員さんを通してアプローチすることは、その方の状況をよく知っている議員さんや事務所スタッフが直接連絡した方が関係が密になるからです。

インターネットがない時代からある党員制度は、そうやって口コミによって広がり、また地域から要望を吸い上げてボトムアップの政治が出来てきたのですから。

もう一つ。

党・サポは集めてきた議員さんに紐付けられます。そして、地域の支部から都道府県連へと。

どれだけの党員を集められるか?というが、その議員さんや都道府県連の実力として党内での力関係にも反映されます。

自民党の総裁選で、覚えも無いのに投票葉書が送られて来た方もありましたね。
あれはまさにその為で、要はAKB48選抜総選挙と同じで、推しの議員さんに役員や党のセンターを獲得してもらう為に、投票券入りのCDを買い込むように、家族の名前や、団体の会長さんや社長さんがその組織の人の名義で複数の党員申し込みをされているからです。
ちょっと困った面もありますが…^^;

買い込みが無ければ、その議員さんがより多くの支援者と民意を集めているとも言えるんです。

また党員には、その議員さんの政策が実現しやすくなり、地域がよくなる可能性があるわけです。

宝塚歌劇団のファンクラブのように、ファンクラブの人の実数が多いスターさんがトップになるのと同じです。

支部の集会に行くと、党員歴60年とか、半世紀以上の党員さんがいます。
党よりも議員さんよりも長い⁉︎

こういう方は、元労組だったりして、その地域の地盤と共に新しい議員さんに引き継がれてきているんです。

先のような理由で、その議員さんの支援者・後援会とほぼ同じ人が党員になっています。


長々と説明しましたが、インターネットがあるのが当たり前のZ世代の皆さんには理解し難いことなので…。

さて、インターネットが出来て、地域を越えて議員さんとリアルにつながっていない人も、SNSを通じて党員・サポーターになる方が増えました。
党・サポが、直接党とつながるようになりました。

そうなると、ネットから来た人にとって、党・サポになってもいろいろと物足りない感じになるんです。

自分から訪ねて行かないと、自分の地域の議員さん達とのつながりが無いからです。

もう一つ問題があります。

名簿が、議員さんの地元事務所→地域の支部→都道府県支部→党本部へと上がっていくので、名簿が複数有り、引越しした時などの住所変更が簡単に出来ないこと。

一つだけ変えたからといって、全部が変わらないシステムなんです。

これは、本部が活用するのに大変不便です。

しかし、ネット時代だからと言って、歴史と伝統のある仕組みを変えるのは、従来の党員さん達との関係を壊しかねません。

この難問が、ネット民から、党員・サポーターについて、その活用を提案してもなかなか実現しない障壁なのです。

では、どうすればこの壁を解消出来るのでしょうか???


私のアイデアは、従来の党・サポはそのまま。新たにデジタル党員サポーター(仮称)を作ること。

出来ればアプリを作り、デジタル党員サポーターは、入党するとログインID を付与される形です。

ID とパスワードでログインすれば、党員用のコンテンツが利用出来るシステムです。

党首選の投票や政策に対するアンケートに答えたり、提案したりして参画出来ます。

そして、アプリでデジタル党員証(QRコード付き)を提示出来て、支部の党員集会やイベントにも参加出来るようにします。

機関紙は、号外なども含めて、PDFなどのデジタ版で提供。
紙で欲しい人は別売で。

あとは、だいたい想像のつく活用ですね。

申込み時に、入党のきっかけになった議員さん名、所属したい地方支部を選択。
情報が必要か?ボランティアの希望なども選択。

名簿データは、党本部にて管理、運用。

それら連絡先を含む登録情報は、マイページにログインをして自分で変更出来るように。

地方支部や、議員さんが、その地域の連絡可の党員さんに何か連絡をしたい時は、党本部からメールを送る。

議員さんや支部には、希望があった場合に氏名と所属のみを名簿として提供。
その他個人情報は出さない。


これによって、党が分党したり、議員が他党に行ったりしてもデータが流出することを防ぎます。

もちろん、議員さんと名刺交換、事務所や演説会に行ったりした時に記帳する場合は除きます。

だいたい私の思いつくのは、こんな感じですが、IT はど素人なので、間違いがあればお許しください。

こうしたアプリの開発や制度や活用等は、その企画時から党の広報さん、党員・サポーターの代表と専門家と党の事務方の職員さんを集めて、党勢拡大戦略企画会議を立ち上げて、提言案をまとめるのがいいと思います。

これは地方支部にもチームを作り、オンラインでつないで会議をするのが良いでしょう。


この会議は定期的に開催し、選挙の時にも協力出来るようにします。

アプリ開発等には費用もかかりますが、先行投資をすれば、事務経費の削減、働き方改革、党内デジタル民主主義等のの実践にもなり、また政権を預かれば、進まない国のデジタル化を解決出来る党であると有権者にPRすることも出来ます。

長くなりましたが、私のアイデアは以上です。

参考になれば幸いです。

また、よろしければ、これをたたき台にして、ブラッシュアップしていただけたら有り難いです。

2021年 11月 12日

幸せ倍増計画 靏谷 昌也

注、私は一党員でしかありません。
これは、あくまで私個人のアイデアを書いたまでで、党の決定に関わる立場にはありません。
ですので、党・サポ制度についてのご自身のアイデアや持論がおありの方は、是非とも直接党本部にご提案なさってください。

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