ブサイクはもっと自分がブサイクだということを自覚すべき。

イケメンが言うとただの悪口。

私です。

まだ2回目なのでもうちょっとの間だけ具体的にはあと10回くらいまで、私って誰だよ!についても書いておきます。
芦原シアンと申します。好きな飲み物は豚骨ラーメンのスープです。

さてさて「ブサイクな人生の楽しみ方」と銘打ちましたが今回はこちら。

「ブサイクはもっと自分がブサイクだということを自覚すべき」

いきなり楽しみ方と正反対なこと書き出しましたね。何がしてえんだ。
しかしこれは本当にブサイクを楽しむ為には必要なことなのです。
とりあえず一旦その手に持った大きめの石は横に置いておいてください。怒らないで。

何故ブサイクを自覚する事が必要なのか。

例を挙げてお話し致しましょう。
わかりやすいので恋愛に例えましょう。
仮にブサイクに気がついていない彼のことをA君としましょう。

A君はチビでデブという業を背負って生きています。顔も残念ながら下の下。しかし彼は自らがブサイクだとは自覚していませんでした。

チビデブの世間のイメージって恐らく

不潔
臭い
自堕落(なイメージ)

この3つで、嫌われる、嫌われるまで行かなくてもなんか嫌って思われる原因だと思います。

確かに汚い。汗を無駄にかくのですデブは。
故に臭い。汗臭いのは人間の不快感の中でもかなり上位に来る不快感でしょう。
そしてその臭いに対して何も対策をしないから自堕落に見える。

こうなると誰にも相手にもされない。

上記に気がついてない。
それは恐怖でしかない。

よく考えて欲しい。
誰かに好かれたいと思っているのに相手に不快感を与えている。
それで好きになってもらえると思いますか!?

馬鹿か!
不快感が好きだという想いを伝えるだけで快くなるわけねえだろ!

そりゃフラれるよ!不快なんだもの。
くそっ…誰か教えてくれよ…お前不快感の塊だよって、若かりしA君に教えてやってくれよ…

それでもA君はフラれた理由がわかっていません。アホの子なんですかね。

故に誰かを好きになる→告白する→フラれる→落ち込む→最初に戻って繰り返す。を続けてしまうのです。

こうなるともう終わりです。抜け出せないブサイクを胸に暗く生きていかなければなりません。胸にはしてないや。ブサイクを顔に貼り付けて暗く生きていくことになります。

めちゃくちゃ辛い。誰からも笑われている気がする。誰にも気にもされていないのに。

そしてある時、気がつくのです。
デブだからダメなんだと!

A君は110キロあった体重を75キロまで落とすことに成功します。服のサイズもXLからLサイズになりました。これなら上手くいくはずだ!
そして万感の想いをのせてもう一度告白します。辛かったダイエット、大好きな揚げ物も食べずリンゴと水だけで生きる日々、豚骨ラーメンのスープなんか飲んでいいわけがない!
それでも大好きな人のために頑張った日々は今日やっと報われる!

もちろんフラれてしまいます。


ここまで落ちてようやく真実に気がついたのです。
私、ブサイクなんだ。と


ここまで傷つき続けて、有限である時間を使い続けて気がつくのと、初めから自覚しているのとどっちが人生楽しめる!?

当然後者ですよ!
無駄な努力などない!努力は必ず報われる!とイケメンはいいます。イケメンの発言には何故か説得力がある気がしてしまいますが、それでも私は声を大にして言いたい。

無駄な努力は世界には溢れている。報われないことがいくらでもある。
努力すべき方向性を間違えてしまっているからだ。

確かに「完全な無駄な努力」というものはないかもしれません。A君も好きな女の子を彼女にしたいという目標に対しては無駄な努力に終わりましたが、客観的に健康面から見たら痩せたことはとてもいいことですよね。
けれどもそうじゃない!目標が達成できない努力は主観的に無駄な努力。
誰に何を言われてもこれだけは覆せない。
報われなきゃ嘘。
そんな言葉こそ耳触りの良いだけの嘘っぱちで、方向性を間違えた努力が報われるわけがないのだ。

努力する正しい方向性を少しでも明確にする為に、
「ブサイクはもっと自分がブサイクだと言うことを自覚するべき。」
なのです。

一つのことだけに盲目しないで色々な可能性を探っていった方が絶対に楽しい。
ブサイクを楽しむ為に意識している事でした。

まあそれでもA君、10年前の私の事ですが結局何をしたら良かったのか今でもわかりませんけどね!

最後に

この文章で間違えてはいけないのは「努力する事が無駄」ということではないのです。
何かを成し遂げる為に必ずいるものそれは努力ですから。


サポートしてください!なんて言えるような性格に生まれたい人生だった。