10月号はクラック作品!ほら、あのお菓子の名前!?!?
札幌は雪虫が飛び交い、もう初雪もすぐそこです。
さて、10月末のストーブが始まった、井上さんのアトリエに行ってきました。
秋も深まりすっかり寂しくなりましたが、作品は、続々と進んでおりました!
今回はクラックの作品を制作中でした!
所々にあるのは、土や石です。
これらは、土台が石と土の土台の作品です。(※あとで最初の土台部分がでてきます!)
この二つの作品は、
クラックの溝部分に絵の具を入れた場合(クラック1)と
溝に絵の具を入れない場合。(クラック2)に分かれています。
例えるなら、フィルムのポジとネガの様な感じ。
拡大するとよく分かります!
拡大するとこんな感じ↓
そして、土台がクラックのみの場合もありました!
水の分量でクラックの濃度が変わり、その時の湿度で乾燥具合も変化していきます。季節や天気の変化でも刻々と変わってていきます。
火(日光)水 風 土。
井上さんの作品には、四大元素全てがふくまれているなーと思いました。(この世界の物質は、火・空気・水・土の4つの元素から構成されるとする概念)
さて、お待たせしました。
土と石の土台の段階の作品が、ありました!
かなりの厚み!これを削って行くのですね!
最終的な作品の厚みは、私の目分量で、大体3~4mmだとおもいました。
ちなみにこの土台段階は、何かに似ている、、、そうだ、、、
あのお菓子に似ている、、、、あれです!!!あれ!
ナッツがみっちりとキャラメル的なものでコーティングした、、、かなりボリュームのある、歯に付くのがたまに傷、、、え??あれ!です!!!!
なんていう名前?????
分かりました!調べました!!!!出ました!!!!
その名は、「フロランタン!」
厚みも、フロランタンと同じくらい!???ボリューミーな感じも!?
土、石、砂、枝、、、、、色々はいっているある種、フロランタン!?(そういえば、おいしそう!???)
最終的にあの薄さになるということは、色を重ね、削り、どれだけの仕事量なのかしら。。。。。このフロランタンすごいんですけど。
この下地の存在、そして、次に起こすアクションから、最終段階の作品が完成するまでの仕事は時間の経過でもあります。
それは、それぞれの作品の次の動きを尊重させ、未知の物質を成長させていく・・・、そんなある種、自然の成り立ちを模写するような、再現しているような・・・・。
井上さんの作品とは?そんな気がしました。(このお話は、次回に続きます。。。)
最後に、Topに置いたこの↓作品は、かなり完成に近づいたそう!
これから、透明な凹凸をつける、、、それを直接見れるのも初めてで、
楽しみ!!!!!!!大変です!!!!
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