副都心線のルート改変

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ここに副都心線があります。その名の通り渋谷・新宿・池袋といった東京の副都心を結んでおり、東武東上線・西武池袋線・東急東横線などの路線と直通運転もなされていて非常に便利な路線ですね

……かなり意図的に強調もしたので気付いた方も多いのではないでしょうか。そうです、この副都心線、池袋を通っていません!

ではどこに向かっているのでしょうか?

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拡大すると、大塚へ向かっていることがわかります

さらにここにある路線を加えると……

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ピンクで示したのは都電荒川線ですね。東京さくらトラムって何ですか(小声)

実は僕がこれから創っていく予定の城北電車は、現在の都電荒川線にあたる路線を保有していた王子電気軌道を前身の1つとしています。上の画像でもわかるように、副都心線と都電荒川線はぴったりと並走している区間があります。首都圏の大手私鉄であるからには地下鉄と直通したいもの。これだけルートが被っていれば直通もしやすいし、城北電車沿線から新宿・渋谷・横浜へ1本で行けるメリットは大きいです。これは直通するしかないですよね!

しかし、日本有数の繁華街である池袋を捨てるというのは非常に悩みどころ。城北電車と副都心線を直通させる場合、東武・西武の直通も消えてしまいます

後者に関しては有楽町線のみ直通、という割と簡単な(いや随分壮大な改変ですが……)歴史改変で済みます。前者に関しては、正直デメリットが大きいですね。なのでとりあえず大塚方面へ向かうメリットを考えてみました


1.浦和や大宮へ行ける

これは、城北電車と直通することで浦和や大宮へ東横線・副都心線方面から1本で行けるようになる、ということです。正直、川越や所沢よりは需要があるように思えます

2.湘南新宿ラインや埼京線との棲み分け

湘南新宿ラインや埼京線の主要駅は〈渋谷・新宿・池袋・赤羽・浦和/武蔵浦和・大宮〉といったところでしょう。これに対し、副都心線と城北線を直通させた場合は〈渋谷・新宿三丁目・大塚王子・浦和・大宮〉となります(多分)。王子については結構新たな需要を掘り起こせる気がします。大塚は微妙ですが、「第二次世界大戦前はデパート、花街もあり賑わっていた(Wikipediaより)」との記述もあるので再開発したら結構いい感じになるのではないかと個人的には思っています


大きなメリットはこれくらいでしょうか。東池袋を通るのでサンシャインシティに行きやすくなる!とも思いましたが、池袋から行ってもそこまで不便ではないので大きな利点とはならないでしょう

一方、懸念として挙げられるのは東横線〜池袋という決しては少なくはなさそうな需要が拾えなくなってしまうことです。これに関してはもう、元々渋谷発着だったんだしある程度は割り切るしかないのでしょうか

また、Wikipediaには「大塚駅一帯は低地で、地下鉄を通す技術が難しかったこともあり、実現しなかった」とも書いてあります。ただ副都心線は東京メトロ最新の路線ですし、日本の技術ならやってくれるでしょう。ぼくしんじてます(雑)

しかしまあ、実際に路線を創り始める前から色々妄想して書いてるのヤバいですよねぇ……。あくまでも備忘録的なものなのでご容赦ください。それでは

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