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Notionで家計簿作ってみた(テンプレートあり)
最初に
今回はNotionで家計簿を作成していきます。
記事の最後にはテンプレートも載せているので、最後までご覧ください。
過去の記事にNotionの基礎的な構築方法は載せていますので、今回の記事ではそこまで細かいところまでは記述しません。
細かいところまでNotionについて勉強したい方は、過去の記事をご覧ください。
家計簿の構成
今回の家計簿ではDBを3つ用意します。
用意するDBは以下の通りです。
年月マスタDB
月別イベントDB
出費DB
仕組みとしては、年月マスタを用意し、そこに支出を集計していくことで、月別にどれだけお金を使ったかが把握できるようにします。月別イベントデータベースを間に挟むことで、いつ、何にどれくらいの金額を使ったかが明確になる点も重要です。
事前準備
まず、事前準備として、それぞれのデータベースを作成します。
今回は、必要最低限のプロパティのみを用意します。もし自分に必要な項目が足りなければ、後で追加してみてください。
赤枠で囲まれている部分は、少し工夫が施されており、理解や構築が少し難しいため、記事の後半で詳しく解説します。
年月マスタDB
![](https://assets.st-note.com/img/1716508742621-0ZdKQIOqOk.png?width=800)
年月マスタDBは、出費DBから月別イベントDBを経由して集計を行い、月ごとにどれだけ支出があったかを確認できるように設計されています。
赤枠で示された部分では、「今月の予算 - 今月の出費」を自動で計算する機能を実装しています。
月別イベントDB
![](https://assets.st-note.com/img/1716508781416-Hd0cTHzWND.png?width=800)
月別イベントDBでは、月別イベントごとに出費が集計できるようにしています。赤枠で囲んだ②出費合計(ロールアップ用)は、Notionの仕様上、ロールアップしたものをロールアップすることが出来ないので、出費合計のコピーを『数式』プロパティで作成します。
出費DB
![](https://assets.st-note.com/img/1716508815101-zKsxC2gMle.png?width=800)
出費DBでは使用金の入力を進めます。
日付プロパティを設定し、どの日にどんな出費をしたのかを把握できるようにします。
赤枠部分の解説
最後に、赤枠部分の解説をします。
今回の赤枠部分では、「数式」プロパティを利用したテクニックを紹介しています。
①『数式』プロパティを使用して、数字同士の計算をする
![](https://assets.st-note.com/img/1716508875027-In0A8pRfVp.png)
まずは、上記画像のように「数式」プロパティを作成しましょう。
数値の形式にはさまざまな種類がありますが、今回は「数値」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1716508898639-1KG66zvf1i.png?width=800)
数式の部分は上記画像のように設定します。
計算したい対象のプロパティ名 - プロパティ名で設定すると、引き算を行うことができます。
② 孫DBから親DBまでロールアップを通すために『数式』プロパティを使ってコピーを作成する。
Notionの仕様上、ロールアップをさらにロールアップすることはできません。しかし、『数式』プロパティを使ってコピーを作成することにより、事実上ロールアップをロールアップすることが可能になります。
私もこの考えにたどり着くまでには時間がかかりましたが、方法としてはとても簡単です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716508931413-ScRqgtw55o.png?width=800)
まず、「数式」プロパティを上記のように設定します。
コピーを作成するだけであるため、今回は出費集計を選択するだけにします。
![](https://assets.st-note.com/img/1716508959959-zMsTyoZtkE.png)
親DBである年月DBにて、ロールアップを作成してみましょう。
以上の手順で選択肢が表示されるはずです。
テンプレートの配付
以下が今回の記事に沿って作成したテンプレートとなります。
ダウンロードする際はこの記事に『スキ!』をつけていただけると嬉しいです。
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