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ゼンタングル 熱帯魚

2019年7月制作。

古い時代のレトロなモノクロームイラストに憧れて、ペン画をやってみたくなった。

素敵な絵をさらっと描けるほどのエゴコロはないし。簡単かつちょっと変わったものが良い…と探していてゼンタングルなるものに出会った。


エゴコロ不要、の宣伝文句に惹かれた

アウトラインを描いて、線で区切った内側を模様で埋めていく、というのが今思うと刺繍と似ている。

模様には描き方があり、手順通りに線や円を書き足していくと複雑な模様になっていく。
ひとつひとつの模様は特に難しくなく、丁寧に描いていけばきれいに仕上がる。
ちょっと失敗してもリカバリできる(ごまかせる)のも嬉しい。


文庫本サイズの小さな図鑑

ひととおり模様を練習した後、さて何を描くかとなってとりあえず海のいきものの図鑑を開いた。

輪郭線だけちゃんと描ければ良いのだ。いける(自己暗示)。

模様のコントラストが美しい熱帯魚にした。

さかな 。o  O

全部模様で埋め尽くすのは大変なので、余白を残すことに。

模様は鱗っぽいのが良い。さかなだし。
全体のバランスを見ながらどこにどの模様を配置するか考えた。

つい描きやすい模様とか好みの模様に偏る。
どの模様をどう配置してもそれなりにゼンタングルらしくなりそうではあるけど、できるだけいろんな模様を使ったほうがより複雑に見えるんじゃないかなーと思う。

上手い人は色を使ったりオリジナルの模様を考案したりするそうで…ちらっと検索してみただけでくらくらしてきた。

紙とペンだけで、簡単に始められるけど奥深い世界…。


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