お給料と投資と税金

大昔、頑張って仕事をして、仕事の成果が上がったらお給料も増えて、お金持ちになるのかなと考えていました。でも、お仕事をして稼いでも、税金や保険が増えていって、かなり稼ぐようになると税金等をかなり支払わないといけないということを学ぶと、お仕事だけを頑張っていてもお金持ちにはならないのでは？と思うようになりました。実際、たくさん稼ぐようになると、累進課税で半分近い金額が税金の対象になったりするようで、保険などもお給料の金額に応じて増えていくようです。

退職して退職金をもらったり、一時金的なものが重なったりすると、1年間結構大きな金額になる場合もあり得ます。例えば、転職前の会社は当月の給料をその次の月に支払う形式で転職後の会社は当月の給料を当月に受け取るという形だと、１年で見ると給料を２回受け取る月があって、転職をしているので退職金が出ていたりする。その場合、その次の年の税金や保険がかなり大きな額になっていて少々びっくりしたりします。もしたくさん稼いでいたら、これくらい税金等を支払うことになるんだ～と感じました。

ひと月当たりの金額で、新卒の方の給料並みに税金や保険の支払いがあって、これはしんどいな～と、稼げば稼ぐほど、自分の時間も無くなるし、責任に伴うストレスも増えていくし、全く良くないです。幸せではない。少なくとも私にとって幸せではないです。

税金や保険の制度設計的に、ある程度稼げる人は家を買って、それだから税金も減税されてお給料増えるとそれだけ豊かになるという感じなんでしょうか（私にはわからないところですが）。家も買わないと決めた人にとっては、減税もないし、かなりしんどいように感じます（私は考え方も偏っているし、多くの人とは違う選択をしていることが多いと感じています）。

やっぱり、お仕事だけを一生懸命頑張って、豊かになっていくというのは無理があって、投資等で稼がないとゆとりができてこないのかなと感じます。投資は結構稼いでも２０％の支払い（株の場合）なんで、まあ２０％でもしんどいんですけど、稼げば稼ぐほど楽になるかなと思います。

２０年ほど前に、仕事だけでは豊かにならんので、投資もやってみようと思い少々やっていますが（主に株、為替も昔ちょっと）、これがあって本当に助かるな～と思います。お給料と同じくらい稼ぐということはないですが、半分くらいは稼いでくれています。投資の方のお金はあんまり使わず（配当や利益のほんの一部で、年間数十万円引き出す程度）、投資を続けてしていく感じですが、心理的に余裕ができるというのは大きいな～と思います。

自分の子供にも、投資の知識は早めにつけさせたいな～と思います。税金や保険料など、毎年どんどん増えているし、消費税だって増えるしかない感じです。きっとお仕事だけだと、いつかしんどくなる。投資って将来には今よりももっと、ほぼ必須みたいになっちゃうんじゃないかな～と感じたりします。まあ、社長のようにほぼすべて仕事の結果が稼ぎにつながる人等は当てはまらないとは思いますが、ふっつうの人は、頑張ってお給料が上がるとしても少ししか上がらんし、むしろ個人で頑張ってもそんなにお給料は変わらないというのが現実と思います。