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となりのドルメン 太古の『盃状穴』

住んでいる別府のアパートに近い長松寺にある岩。よく見ると岩にはいくつも窪みがある。自然にできるようなものではない。いわゆる『盃状穴』だ。

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盃状穴は有史以前から世界中でみられるもので、女性シンボルと関係があり、再生や不滅を願い信仰されてきた。日本では縄文時代からあり、昭和初期までこの盃状穴はつくられていたとのこと。

ここの岩の盃状穴はいつの時代のものなのだろう?
この岩は『ドルメン』という支石墓。支石墓は日本では縄文時代晩期に朝鮮から伝わってきた習俗だと言われている。

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家の近くにこんなのあったなんて、うーむ、全く知らなんだ。でも、そんな知らないことがこの世界にはいっぱいあるんだろう。

そんなわけで、2020年も宜しくお願いします。

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