富士塚とは?
江戸時代に富士講が武蔵野の地に広まり、「富士塚」がつくられるようになりました。富士塚とはミニチュアの富士山。数m程度のものから10mを越すものまであり、富士山からはこばれてきた溶岩が積まれることもあります。
富士山まで旅することが叶わない、子どもや女性、お年寄りなどが、この富士塚に登ることで本物の富士山に登ったのと同じご利益が得られると言われました。
現在でも武蔵野には多くの富士塚が残っています。皆さんの住む地域にもまだ残っているかも知れません。ここでは、武蔵野の富士塚をいくつかご紹介いたします。
※上記写真は、荒幡富士(埼玉県所沢市)。
田子山富士 埼玉県志木市
扶桑教富士塚 東京都世田谷区
中里富士 東京都清瀬市
安松神社の富士塚 埼玉県所沢市
浅間山 東京都府中市
中里富士(大泉富士) 東京都練馬区
久米川の富士塚 東京都東村山市
以上、
ほかにもたくさんの富士塚がこの地に残っています。みなさんの近くにある富士塚はいかがでしょうか?