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会津 白河の関の、奥の細道の、先

以前に行った白河の関の、奥の細道の先にある地、会津へ。
縄文期から近代に至るまで、特異な存在であり続けた土地だ。

磐梯山。会津のシンボルだ。
福島は、左から会津、中通り、浜通りと縦に3つに分かれている。
さざえ堂。1796年に建立されたお堂。二重螺旋のスロープ沿って観音像が安置され、三十三観音参りができるようになっている。
上りと下りが別の通路になっており、行きと帰りで人がすれ違うことがない。
さざえ堂の近くには、白虎隊の慰霊碑がある。
武家の子どもたち(最年少で13歳もいたとか)の隊。
城が攻め込まれ炎上したと勘違いし、捕虜にならない様、白虎隊の子どもたちの多くが自害した。
白虎隊関連資料。会津の人たちにとって大切な存在のようだ。
身寄りのない墓の群。戊辰戦争で多くの人々が亡くなってしまったためだろうか。
猪苗代湖。山々からの水を受け止める大きな湖。
キリシタン殉教地もいくつかあった。
ひっそりとした悲劇の地。
福島県立博物館は会津にある。前館長は、赤坂憲雄氏。民俗学の匂いがとても濃ゆく感じる。
木でつくられた五輪塔。木地師と山伏。
帰りは、中通りを貫く東北新幹線で。

武蔵野と陸奥(みちのく)。その界面を行き来することでお互いが逆照射されその姿が顕になっていくような。

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