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借金をどうするか?

お金のことで一番悩ましく、そして無いほうがいいもの借金。

カードローンやクレジット、特にクレジットは立て替え払いなので実感は薄いかもしれないが借金である。

過去に破産をしたときのことを話そうと思う。

20代半ばころから始まって13年近くはまり、辞められず合計420万円の借金で月11万の請求が来た時点で支払い不能になり、法律事務所に駆け込んだ。

最初に色々な説明を受け、個人再生計画で債務整理する話で進めていた。

毎月家計簿をつけて弁護士費用及び債務者に払う100万円を積み立てられるかどうかをチェックするという話だった。

その結果、月収が低すぎて積み立てできずに自己破産手続きをすることになった。

流れとしては、初期費用を支払い(2万円くらい)財産目録を作成することになった。各種書類(住民票、課税証明書、銀行の過去一年の通帳記帳記録、賃貸借契約書や住居証明書、保険証書各種、その他金銭的価値のあるものに関する書類)を揃えて提出することになった。

このうち住民票と課税証明書は役所で簡単に発行できるから問題ないが、通帳記帳が思いのほか大変であった。数年前からできたおまとめ記帳制度のせいで銀行窓口で一覧表を出さなければいけないからだ。

それらが終わると破産の申し立てを行うが、弁護士費用や裁判所への納付金を積み立てるため家計簿をつけつつ、ある程度のお金を半年ほどかけて、弁護士事務所へ納付していった。

申し立てが行われると、その後は別の国選弁護人と面談し、さらに裁判所へ行き破産の免責決定を受けることになる。

ここまでが約10カ月ほどかかり、弁護士費用、裁判所納付費用で約60万円くらいだった。

420万円が60万円まで減らして支払い完了させ、借金地獄から解放されたのであった。

ただし、免責決定から5年間借金はできず、クレジットカードも作れなくなる。

しかし、本来は借金などせず、生活していけるようにしなければいけないのである。

どうしても必要な場面が出た場合でも、支払い猶予するか購入を見合わせるようにすべきである。

そんな状況にならないためにも、日ごろから貯金をすべきなのだと思う。


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