世界は癒すためより楽しむためにきっとある 〜コーチ 山野下絵美さん〜
私が感じたままにあなたの魅力を切り取り綴るshutter
ご依頼者様と対談、感じたこと、伝えたいこと、あなたの魅力や個性を筆者の感じたままに、直球で書かせていただく企画です。自分目線ではない、他者目線から見たあなたをお届けします。
あなたにとって、世界はどんな場所でしょうか。
そして関わる人はあなたにとって、どんな存在?
なんのために関わることが必要だと思っていますか?
今回ご紹介するのは、トラストコーチングスクール認定コーチであり、マザーズコーチングスクール認定ティーチャーとしてご活躍の山野下絵美さんをご紹介します。
以前は私も所属していたコーチングスクールで出会った絵美ちゃん。不思議なつながりです。
最初の出会いはいつだったんだろう・・・・
きっとコーチングの勉強会だったのかもしれません。
私のことを慕ってくれて、コーチングのお付き合いのみならず、勉強会で会う以外にも、私をレンタルしてくれて、埼玉のご自宅まで伺い、みんなでいただくお料理を作らせていただいたこともある、そんな絵美ちゃんから今回shutterのご依頼をいただきました。
私が感じた、絵美ちゃんについて。
実は、数年前に彼女のホームページのプロフィールを書かせていただきました。(My Story の部分)
それまで知らなかった、絵美ちゃんのこれまでを聞くのは楽しく、いつもどこか控えめな印象だった彼女が、バイトで始めた居酒屋さんで、リーダーになり、そして人材の教育部に社員として務めることになったこと、そこに秘めた思いを聞かせていただきました。(そのストーリーはこちらから)
時々の集まりでも、一番にご自分の意見を発することはあまりなくて、いつもどこかで周りの人の気配をそっと感じては、何かに配慮している様子の絵美ちゃん。
遠慮と配慮のはざまにいる感じと言ったらいいのかな。
でも、そこに、絵美ちゃんなりの、優しさ・・・周りの人を思う気持ちを感じることが私は度々ありました。
すごーく近い仲ではないのだけど、時々、会うと、いろんな話を聞いてくれたり聞かせてくれたりする。
私が出会った絵美ちゃんは、居酒屋でガッツリ働いていた時とは違う、時間の中にいて、コーチングとの出会いを通して、、、、、
頑張ってガッツリ無理くり突き進む道でもなく
かといって諦めるでもなく
結婚を通して授かった、
我が子との時間、パートナーとの時間、家族という大切な存在との関わり方と「絵美として生きていきたい、その道」
それを、確かめ確かめ、見つけようとしているように、見えていました。
私と話をするときは、ちょっと深い話になることが多かったからかもしれません。
目の前のことを大切にしながら、自分として幸せに生きていくことって、どういうことなのか、どう人と関わり、何を選んでいくことが、私の幸せと言えるのか(大切な人を置き去りにすることなく)をいろんな出来事を通して、確かめ確かめ、進んでいる、少しずつ、その・・・・
見たいと思う景色と、ご自身の日常の景色が、近づいていってる
そんな感じ。
理想は時として理想のまま・・・憧れているだけがいい時もあるし
理想だからこそ、叶えたいこともあるし
理想と思っていたけれど、現実になってみたら違ってたりもする。
それって、ただ理想に描いているだけではわからないことで
描いて、やってみて、体感するからこそ、「私のもの」として一つのこたえになっていくのですよね。
それは
理想を描く自分と、その理想に今いない自分との関係性の確認と、修復と創造の過程、のようなもので
その両者が競合しているのか、伴走しあっているのか、和解しているのか
私はそこがとても大事なのだろうなと思っているのですが
絵美ちゃんは、コーチングに出会ってからの数年で、理想と理想を抱くご自身との、和解と伴走を深めて行っているような気がします。
それは、とても小さな、日常の中で感じることとの対話の繰り返し
片付けが苦手だ、ということと、どう関わるのか
片付けが苦手な自分を、だめだなぁって責めていくのか
片付けしていこうよって、一緒に進んでいくのか
案外、片付いてないことが好きなんじゃない?って明らかにするのか
そういう、ひとつ一つのこと
料理が苦手、好きじゃない
そう言っていたことが、
おいしいお野菜を食べることで、
料理をしたいという気持ちになることもある(その後どうなったかなぁ)
とかね
コーチングに出会ってからの絵美ちゃんは、ひとつ一つを、感じて確かめながら、ご自身とじっくりじっくり対話をされながら、過去からだけの私でもなく、雲を掴むような未来の私からでもなく、今の私はどうしたいのかを、日々日々、その体験と体感から、見つけることと向き合ってる方だなぁって。
そうして、ひとつひとつ、気づいては手放していくものたちがあったし、時にその気づきの瞬間にいれたことは、私にとっては、絵美ちゃんとの時間の中で、忘れられないものだったりもします。
それがどんなものだったかはここに詳しくは書きませんが、
自分をつい責めてしまうこととの和解の時が、幾度かありましたね。
今回の対談の時も、ひとつ、大きな気づきがあって。
自分という存在をこの世に生み落とし、育ててくれた人の影響というのは、とっても大きいもので
大きいからこそ、その影響下にいることが認識できないまま、私たちは日常で無意識のうちにその影響に振り回されていることも、少なくありません。
もう大人になった私たちは、自分がどんな影響の中にいるか、知ろうとすることも、選択することもできるのだけれど
無意識ゆえの影響は気づくことができないからこそ、長きにわたって私たちの生き方を左右したりする。
親というもの、社会通念というものが私たちに与える影響はとても大きいけれどその影響に気づくことは案外難しい。だからこそ、コーチング・・・「人を見て、人と関わり、未来を紡いでいくとは、どういうことなのか」 それを学び実践していくための学問が、今必要とされていたりする。
私たちに大きく影響を及ぼすもの
親や社会からの影響その表層、そこにあるのは一見
親という存在のエゴだったり、
そしてそれを受け取り理解し自分のものとして染み込ませていく、自分自身の「無知とエゴ」かもしれない
でも、どんなものにも、その根底にあるのは
「大切な人を思う気持ち」なのだとしたら
その愛情をしっかりと感じ取って
私たちは自分の人生のために
どうしたいか、
どう生きたいか、
何を自分の信条として生きていくか、
決めればいい
それが、自分を幸せにしないものなら
幸せから足を遠ざけてしまいかねないものなら
「今まで私を守ってきてくれてどうもありがとう。」
そう言って、お別れ・・・・いや、昇華させることも、できるのですよね。
自分のことも、相手のことも、責めたり否定することなく、
ただただ、そうか、そうだったのか、ありがとう。と。
今絵美ちゃんはきっと、どんどん・・・・
その昇華が進んでいる時なのではないかなぁと
人生は、人は
可哀想な人や物事を癒し救うためにあるのではなく
きっと
楽しみ喜びながら今日という日を感じていくことこそ幸せである、と
不幸をなくすことではなく
幸せを日々に見つけ感じるだけで良いのだと
それをまず私が、楽しんで良いのだと。
そんな風に、変化されて行っているのではないかなぁ
あの対談の日から、私はそれをずっと感じています。
あの、プロフィールのストーリーを書かせていただいた時。
もう数年前のことなのに、忘れられない彼女との対談のシーンがあって。
それはね
バイトを始めたときに、いくら稼げるか計算するのがすごく好きで、大学の授業中にもそれを計算していた
ということを話してくれた時の、言葉や表情の、ウキウキとした明るく嬉しそうな感じ。
いやぁ〜あの時はそんなことばっかり考えてたんですよ
そう話す彼女は、とっても、嬉しそうだった。
当時のご自身を、愛しんでいるんじゃないかな。そう感じるようなもの。
これは私の勝手な感じたこと、ですが
えみちゃんの原点の一つが、ここにある気がしたのですよね。
きっとこの時に感じていただろう、嬉しくてニヤニヤする気持ち。いくら稼ごうって思っているかわいい魂胆。シフトを見て時間を数えてはそろばんするワクワク感。
彼女のかわいい魂胆、それをえみちゃん自身も楽しんで喜んでいたんだろうなぁって
ほんの些細なシーンの話だったのに、私にはその瞬間がイメージできるくらいに、彼女の感情が伝わってきた、ほんの数十秒の言葉たち。
でも、思うのです
えみちゃんがいつもこの時感じていたような嬉しさを喜びや楽しさ、かわいい魂胆を、もっともっと、楽しみ味わい、それを実現させようって、毎日を歩いて行ったら
なんか、かわいくって、楽しくって、お茶目な人生が、出来上がっていくんじゃないかなぁ
それを見ている周りの人も、なんだか、嬉しくって楽しくって、幸せになっちゃうんじゃないかなぁ
なんか、そんなことをね、思っちゃうんだな。
きっといつもどこかで、遠慮と配慮のはざまで、自分がどうあるべきか、どうありたいかを大切に大切に、感じて選んできた方ではないかなぁと思ったり、する。
でも
配慮でも遠慮でもなく
あなたがあなたの喜びにいる時
それがもう
ちゃんと伝播して、周りの人の喜びや幸せになっていくんだよって
そこに堂々として大丈夫じゃないかなーって、思う。
きっとこれまで、たくさん、その狭間にいた人だからこそ
えみちゃんが望む喜びや楽しさが
配慮に欠けて誰かを置いてきぼりにしたり悲しませることなんて
私はきっとないのだろうなと思う
だったら、そこに遠慮をすることなく
かわいい魂胆を
どんどん描いて、
それをどうしたら手にできるかなぁって
実現へのそろばんを
たくさん、弾いて欲しい
その姿はきっと
あまりに楽しそうで嬉しそうで
そして可愛くて
なんかいいんじゃないかなぁってね
そんなことを思っています。
思い煩うことなく。
あなたはあなたを喜ばせるために。
楽しむために。
そうして、一つ一つ、一歩一歩を、いろんなことに気づきながら、確かに歩んでいる絵美ちゃんだからこそ
コーチとして、机上の言葉ではなく、自らの体験と体感、進んできた道から得た言葉を、またクライアントとなる方達に、投げかけていける、そう思います。
体感から生まれる言葉ほど、逞しいものはないから。
折に触れて、会いにきてくれる絵美ちゃん。
今度会うときは・・・・
お互い、かわいい魂胆を、
どうしたら叶うかって
ずる賢いくらいに企み合う
そんな秘密会議も、いいね。
そんなことを思っています。
いつに、なるかな♡
今回のshutterは、そんな感じでおしまい。
かわいい魂胆、たくさんしていこう。
絵美ちゃん、この度はありがとうございました♡