ガイナーレ鳥取 第4節振り返り&次節展望
こんばんは。
夜遅くの投稿になります。
先週末、ガイナーレ鳥取は岩手グルージャ盛岡とのアウェーの試合を1-3で制し、今季初勝利を手にしました。
今回はこの試合の勝利の要因について、
今節から見えた次節の注目点などもあげて話をしていきたいなと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!
今季初勝利!!
ここまでnoteで3節までの3試合の解説を書いてきました。どの試合でも、立ち位置についての話を多くしてきたのですが、今回は勝利の要因となった戦術、プレーの意識についてを解説していきます。
ビルドアップ
今節もガイナーレ鳥取がボールを握り、GKからの繋ぎからいくつかの決定機を生み出しました。
こちらのビルドアップについての立ち位置は、前節の振り返りの
こちらと同じ形のビルドアップでしたので、よろしければこちらをご覧ください。
強度の高さ
この試合を見ている中で、前節と1番変わったなと思ったのが『強度の高さ』です。
強度の高さという言葉ではわかりづらい部分があるかと思いますが、
デュエルや一歩目の出足という感じです。
田中恵太選手も自身のYouTubeで西大伍選手との対談中に『今日は出足が早かった、ここ数試合はそういう試合ができなかったけど上手く入れて押し切ることができた』と話していました。
2ndボールの回収率も少しずつ上がってきたように思えます。
縦への意識
前節までとは違い、縦→縦という素早い攻撃によってチャンスを作るシーンがありました。
前半に普光院選手が低い位置でボールを奪取してから、常安選手に縦パス。そこから裏抜けした富樫選手に縦パス
というシーンがありました。
あきらかに縦への意識が変わったなと思いました。
前節まではどうしても繋ぐことを目的としてしまって、ボールを奪っても後ろに返すようなシーンが目立ちましたが、
今節はボールを奪ったら、まず前。
という意識があったように思えます。
今後も速攻と遅攻は上手く使い分けて欲しいところです。
ボールの配球 ドリブル突破
今節、別格の輝きを放ったのが、左ウイングに入った小澤選手です。
昨季から切り札的存在として途中出場の試合が多かったですが、ここ2試合はスタメンの座を掴んでいます。小澤選手がスタメンの効果についても話していきたいです。
小澤選手は今節、後半にはドリブル突破からのゴールも決めましたし、なによりボールに触れる時間が多かったとなと思っています。
この理由としては、上手く小澤選手にボールの配球ができていたからです。
ガイナーレ鳥取はボールを持って、相手を揺さぶることを焦れずにやり続けました。
右サイドでボールを持った時、田中選手や普光院選手からのロングボールだったり、ショートパスで繋いで左サイドの小澤選手にボールを預けるシーンを多く作れました。
あとは小澤選手の得意なドリブルからチャンスを作るだけ。チームとして、小澤選手を生かすような戦術を行うことができていました。
また、小澤選手がボールを持った時の相手のマークはほとんどが右サイドバックでした。
これも大きく評価できる点です。
もし、小澤選手が相手の右サイドハーフとの1対1でドリブル突破を試みたとしたら、小澤選手が右サイドハーフを抜いたとしても、カバーリングで右サイドバックの選手がいるのでドリブルで突破できる可能性は低くなってしまいます。
ウインガーは相手サイドバックと勝負する。このことを徹底できたことは大きな収穫です。
3人目の動き出し
この試合でボランチに入った2選手も、主に攻撃面で素晴らしいプレーを披露しました。
世瀬選手の決定機を作り出すパスというのは特に素晴らしかったなと思っています。
常安→世瀬→田中という3人目の動き出しを上手く使った攻撃シーンを何度も作ることができ、ポケットの侵入をする時のパスを多く世瀬選手が作り出しました。
2列目からの飛び出し
まずは、こちらのシーンをご覧ください。
動画中の1分40秒〜のシーンにかけて、最終的には東出選手の決定機となったシーンです。
富樫選手がためをつくり、中央に入った東出選手が裏へ抜け出したシーンです。
そのほかのシーンにもありましたが、東出選手が2列目から積極的に飛び出してチャンスになるシーンが多くあって良かったなと思います。
次節展望
では、水曜開催のカマタマーレ讃岐戦の展望を少ししていきたいなと思います。
今節、追加点を上げて0-2としたあと、ビルドアップをカットされてすぐさま1-2とされてしまいました。
今後も、ビルドアップで繋ぐことをチャレンジする上ではよくあることなのだと思います。
しかし、1ミスでビルドアップのチャレンジを辞めるのではなく、チャレンジし続けてほしいなと思います。
あと、左サイドハーフに入る吉田選手のドリブルには要警戒です⚠️
今回はここまでで終わりたいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
絶対J3優勝。❤️🔥
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