ツール・ド・東北参戦記(南三陸170km)

今年も参加してきましたツール・ド・東北。去年は100kmのレースに申し込んでいたが台風の影響で当日60kmに変更になり、不完全燃焼だったので今年は2番目に長い南三陸フォンド170kmに参戦!今年は4人で参加することになり、10人乗りのハイエースを借りて車で東北まで移動した。去年の新幹線移動と比較して、車で行くメリット/デメリットを記載しておきたい。

車で行くメリット・デメリット

車で行くことのメリット・デメリットはこんな感じだ。

■メリット
・自転車の持ち運びが圧倒的に楽(輪行せずに済む)
・現地での移動の柔軟性が高い
・旅行気分が新幹線より味わえる

■デメリット
・帰りの運転がレース後になるので、体力的にきつい
・人数よっては、高速道路料金/ガソリン/レンタル代含めると新幹線より高くなる

今回の移動にかかったコストの内訳も記載しておく。

レンタル代(2日)・・37,000円
往復の高速道路料金・・22,000円
ガソリン代・・16,500円

合計・・・75,500円

4人以上で行くと、車の方が安い計算になる。特に帰りは体力的に消耗しまくっていて事故リスクが上がるので、4人全員が運転できないと厳しい。今回は帰りが2人になったので、5時間仮眠を取って帰宅した。(運転は本当にきつかったので、SAに小まめに寄りながら限りなく慎重に帰宅)

全170kmの道のり

本題のレースの話に戻すが、ツール・ド・東北はガチの自転車レースではなく、復興目的に始まったチャリティイベントだ。そのため、20kmごとにエイドステーションがあり、地元の特産品が食べられたりする。

■170kmのコースの内容
0~20km地点・・・平坦な道のり
20~140km地点・・・山(アップダウンの連続)
140km~170km・・・平坦な道のり

170kmのうち120kmはアップダウンが連続する山道。80km地点くらいまでは快調に漕げたのだが、後半戦の山がきつい。。あまりにも上りの連続なので次第に攻略法を見つけて行く。

■山道の攻略法
1. 上り坂は一番軽いギアに変えて回転数を上げる。
2. 次の上りに備えて、下り坂は重いギアに変えて漕ぐ。ここで休まないのがポイント
3. 次の上りの前半は下りのスピードを使って登る。少しずつ軽いギアに変えていく
4. 1~3の繰り返し

後半は完全にこのメソッドで漕いでいたのだが、山道も残り20~30km地点にくると足に力が入らなくなってくる。エイドでストレッチをするが、かなりきつい。

また、この辺りから時間にも追われ始める。スタートしたのが7:00くらいで、17:30までにゴールをしないと失格となる。最後のエイド(残り30km地点)に到着した時は「残り7分でエイドを閉める」とアナウンスされていた。かなりギリギリのせめぎ合いだった。しかもかなりの人数がこのタイミングでエイドにいたので、制限時間内にゴール出来なかった人も多かったのではないだろうか。

奇しくも残り30kmは平坦な道のりだったので、足に大きな負荷をかけることなく漕ぐことができた。とは言っても時速25~6kmで走るのが精一杯。結果、17:10くらいにゴール。なんとか制限時間内にゴールすることはできた。

アイアンマンは自転車180kmの後にフルマラソンがあるから、マジで果てしねぇ。。と思ってしまった。トレーニングを重ねるしかない。

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