見出し画像

感謝の心 №210

いよいよ夜も暑くなってきたので本格的な夏が近づいてきましたね!

さて、『感謝の心』という題名にさせていただきました。
ご飯を食べるときに「いただきます」と手を合わせることは、食べ物があることへの感謝、作ってくれた方々への感謝などを表現しています。
また「ご馳走様」は、料理をする為に奔走してくださったことへのお礼の言葉だそうです。

わたしが知る限りではご飯を食べるときにこのような感謝の言葉を言う習慣がある国は知りません。
チリに行っていた時にふとご飯を食べる前に手を合わせたら、周りがそれを真似して面白がってやっていましたが、チリにはそのような習慣はありませんでした。

日本ではこのように『感謝する』ということが習慣としてしっかりと定着しているのです。これってすごいことだと思いませんか?
昔の人たちはこれを習慣として続くよう、ちゃんとわたしたちに残してくれた。
本当にすごいことだと思います。

食べる時に手を合わせて「いただきます」と言うことで、「これって何のためにやっているの?」ということになります。
そうすると、食べ物があること、料理をしてくれる人のことが自然と思い浮かばれるようなシステムを昔の人は作ってくれたんですよね。

例えば、魚を食べるときに、スーパーで買ってきた切り身を食べるのと、自分で釣った魚を食べるのとではどちらが美味しいでしょうか?

わたしなら迷わず、後者です。

なぜかというと、口に入れるまでのストーリーを知っているからです。

魚がどこに住んでいて、そんな経緯で釣って、どう捌いてどう料理したのかという背景を知っているから、美味しいのだと思っています。
だからその命をいただいていることに感謝して食べることができるのでさらにありがたく食べることが出来るのです。
このように感謝があるだけで、その食事が深くなり美味しく感じられるのです。

これ、食事だけの話ではないと思うんです。
その物事の背景を知るだけで、自然と感謝が湧き、その行動が何であってもより丁寧なものになると思うのです。
感謝をすることが、質を上げ内容をより深くするのだとしたら、それだけで成果が上がっていきます。

このことを忘れず、日々を過ごすことで人生の質が上がってくるのではないでしょうか?

ようやくこのことに気づき始めた近頃です。
今よりも良い人生となるよう、感謝の心を持って日々を過ごします。

今日も読んでくださってありがとうございます。

よろしければサポートお願いします!サポートいただいたお金で自分のいくつかある目標を達成させていただきます!!!