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100人Zoom-41人目...西尾さん-

初めて将来同じ方向を向いた方とお話しできた!
このタイミングでお話しできたのはめちゃ嬉しかったです。

僕が目指すのはアメリカのアスレティックトレーナー
西尾さんが目指すのは日本のアスレティックトレーナー

スポーツ現場で働きたい。
選手に寄り添える人でありたい。
オリンピックに帯同したい。
Jリーグやプロ野球のトレーナーになりたい。
などなど夢が広がりまくる素晴らしい職業です。

国は違えど、同業者。
まだまだ日本では知られていないアスレティックトレーナーですが、西尾さんがなぜ目指されているのかをお聞きしました。(それを聞かなくてなんのためのZoomだってなるので)

・・・

西尾さんはずっとサッカーをやってきたそう。
高校はなかなかに強い所で、でも全国にはちょっと届かないかなーぐらいのところだったそうです。

そのレベルの高校、少なくとも遊びではない高校だったらそれ相応のトレーナーがいてもいいはず。でも西尾さんが育成年代中に出会ったトレーナーがそんなに良くなかったそうなんですね。

これは僕も想像できます。トレーナーって別に資格がなくちゃできないみたいなことはなくて、資格は「最低限勉強してます」ってだけのもの。

だから全てのトレーナーが競技に細かく精通しているわけでもなし、ケガを治せるわけでもなし、トレーニングを教えられるわけでもなし。選手が本当にいいトレーナーに出会えるかどうかは運次第みたいなとこはあるんですね。

西尾さんとしては、「それなりの強豪校」なのに「あまりいいトレーナーじゃなかった」という印象を持ってしまったそう。

学生のときにいいトレーナーに出会えるかどうかは、選手にとってはめちゃくちゃ重要。

トレーナーのおかげでリハビリがうまくいくかもしれないし、トレーニング次第で化ける可能性もある。トレーナーの知識を提供することで、アスリートの資本である体への意識を選手が持ってくれる。

だから西尾さんは自分がその道のスペシャリストになって、育成年代のスポーツを支えたいという思いがあります。だからATを目指したそうです。

ちなみにアメリカのデータで言えば、アメリカの大学は100%ATが雇われています。じゃないと活動できない。

高校にも8割9割ATがいます。少し前のデータなので、もしかしたら今は限りなく10割に近いかも。

それぐらい選手を支える立場としてATが重要視されている国です。ここは日本も見習うべき所。競技の指導者と体のスペシャリストは、役割として明確に分けられるべきだと思います。

・・・

そしてその道を目指す先輩である西尾さん相談しました。

トレーナーを目指す気持ちがブレたことはありますか?

実は僕が今ブレています。トレーナーを目指すことは変わらないのですか、「アメリカのアスレティックトレーナーじゃなくてもいいのか??」と。

大人の話を聞くと現実をいい意味でも悪い意味でも教えてくれます。
トレーナー業界は厳しいのです。

西尾さんとしてもブレることはあるそうです。というかブレブレだそうです笑笑

でも現場を見てやっぱり立ち返る。

「トレーナーがやりたい。」って。

やっぱりその気持ちを大事にするべきなんだなと、西尾さんの話を聞いていて思いました。

やっぱり夢あるんですよ、トレーナーって。その夢を追いかけていたい。少なくとも今はまだ若いんだから追いかけられる。

ブレながらもやっぱり目指していきたいと思いました。ブレるってことはそれだけ真剣に考えた痕跡ですしね。

・・・

西尾さんはちょうど一年後に試験を控えています。同じ日本の未来のスポーツ界を担おうとしている仲間としても、頑張って欲しいです!
またお話しできたらと思います。

ありがとうございました。

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