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ロマンポルノ無能助監督日記

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2020年10月の記事一覧

ロマンポルノ無能助監督日記・第19回[日向明子主演『桃子夫人の冒険』撮影中に『Keiko』を見てしまい・・・]

ロマンポルノ無能助監督日記・第19回[日向明子主演『桃子夫人の冒険』撮影中に『Keiko』を見てしまい・・・]

日向明子主演・小原宏裕監督『桃子夫人の冒険』は、アメリカで17年間冷凍され、目覚めた桃子=日向明子が、昨年(78年5月)開港したばかりの成田空港に帰国するところから始まる。

迎えに来て頭髪が完全に後退している旦那の徳一郎(吉原正晧)には最初気づかないが、暫く見つめていると、やっと分かった様子で、「徳一郎さん、ああ!」と抱きつく。
その後、自家用車で空港を出、高速道路上、走行する車の後部座席

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ロマンポルノ無能助監督日記・第18回[映画って“持つ”もの?加藤彰監督・荒井晴彦脚本『宇能鴻一郎のあつく湿って』でキスシーンやっちゃった]

ロマンポルノ無能助監督日記・第18回[映画って“持つ”もの?加藤彰監督・荒井晴彦脚本『宇能鴻一郎のあつく湿って』でキスシーンやっちゃった]

助監督1年半仕事して、改めて思う。助監督は監督修行への学びの道なのか?
仕事しながら「映画を勉強している」、ということか。
そもそも「映画を学ぶ」とは、どういうことなのか?
先輩助監督のなかで、「学校で映画を勉強した」という人は稀だった。
『炎の舞』のチーフ中川好久さんが、唯一、日大芸術学部出身だったと思う。

実は僕も、日大芸術学部映画学科・監督コースを受験し、合格していた。
筆記は良くて、面接

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ロマンポルノ無能助監督日記・第17回[原悦子主演『看護婦日記 いたずらな指』と男優たち。

ロマンポルノ無能助監督日記・第17回[原悦子主演『看護婦日記 いたずらな指』と男優たち。

1978年4月、日活に入社して以来『情事の方程式』、6月『人妻集団暴行致死事件』、7月『高校大パニック』、8月『蝶の骨』、9月『暴る!』、10月『縄化粧』、11・12月『炎の舞』、79年1月『宇能鴻一郎の看護婦寮日記』、3月『桃尻娘・ラブアタック』で一年が過ぎ、TV『悪女の仮面』でゴールデンウィークが過ぎ、無能カチンコ助監督2年生が約一名出来上がった。

・・・というところまでは、現場の記憶が結構

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