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マニラのオススメ食事処 - フィリピン料理編 as of 2024.04

「オススメのフィリピン料理のレストランはありますか?」


日本から来訪された方々から、よく聞かれます。
聞かれなくてもお連れしますww
なぜなら、私のミッションである「フィリピンの開発センターの活用推進」のためには、フィリピンという国や人、文化を好きになってもらうことがとても大切な事だと考えているからです。

「フィリピンは楽しい♪美味しい♪」
「またフィリピンに来たい!」
「フィリピンのメンバーと一緒に仕事をしたい!」
「まだまだ発展途上のフィリピンを応援したい!」

そう、思ってもらえたら良いな、と。
どんなきっかけであっても、とにかく一度フィリピンに実際に来て、フィリピンのメンバーと美味しい料理を囲んでワイガヤすることで、異なる文化間の心理的な距離を縮めることができます。そうすれば、仮にプロジェクトで上手くいかないことや困難な状況に直面しても、お互い前向きに対応していくことができるはず!

そんな訳で、1月末にフィリピンに降り立ってから今日に至るまでの約3ヶ月の間にも、フィリピンのメンバーと一緒に色々なフィリピン料理屋さんに足を運んで潜入調査をしてきました。
結果、現時点で私が独断と偏見で選ぶオススメのフィリピン料理屋さん in Manila ベスト5をご紹介します♪


第5位:Cafe Ilan Ilang

マニラで一番古い歴史をもつホテルの中のレストラン。かのマッカーサー元帥も宿泊していたとか。
さすがに高級ホテルのレストランだけあって、ビュッフェスタイルで提供される料理はどれも絶品!正直、目移りしてしまって、食べきれません。。。
フィリピン料理だけでなく、中華、イタリアン、和食もあります。
ビュッフェスタイルならではで堪能できるのが豚の丸焼きのレチョン(Lechon)ですね。ちょっと甘めのソースと一緒に食べるパリパリの皮とジューシーなお肉がとっても美味しい♪
なかなかメニューから料理を選ぶのは難しいですが、ビュッフェスタイルだと目で見て美味しそうなものや気になったものを指を指して選ぶことができるので、フィリピン初心者にオススメです。

フィリピン料理だけでなく、中華、和食、イタリアンまで、どれも絶品♪
ローストビーフやステーキも、がつりボリューミーで美味しかったです。
(※写真はホームページより拝借)
素敵な雰囲気の内装♪ やっぱり食事は雰囲気と共に味わうものですね〜
(※写真はホームページより拝借)

第4位:Harbor View Restaurant

こちらはThe Manila Hotelのすぐ近くにありマニラ湾に面しているレストラン。観光地であるサンチャゴ要塞やサン・アグスティン教会からも近く、観光後のディナーにぴったりです。海風で夕涼みしながら南国マニラをたっぷり味わえます。
フィリピン料理の中では比較的あっさりめでさっぱりしたシーフード料理があるので、油っぽくて濃い味の料理が続いた後には特に美味しく感じます♪

マニラ湾に面していて海風が気持ち良いです♪
オフィスなどの屋内は必要以上にエアコンが効いているので、時には自然な風で涼むのもまた良し♪
(夏場は少し臭い時もあるので注意。。。)
エビの素揚げ。
あっさりめの味がビールのおつまみに丁度いい♪
(※画像はホームページから拝借)
ホタテのグラタンみたいなもの。
(※画像はホームページから拝借)
キラウィン(Kilawin)。
魚を酢で〆たもの。ピリ辛でマイルドめな酸味が絶妙♪
(※画像はホームページから拝借)

第3位:Lola Ote

ここで楽しめるのはなんといっても焼き鳥です!
うねうねっとした鶏の腸(イサウ:Isaw)や砂肝などなど、各種取り揃えていますww
でも、なぜか味はみんな同じに感じるのは私だけでしょうか。。。

明るくきれいな内装のレストランです♪
(※画像はホームページから拝借)
鶏の腸のIsaw。
見た目ほどクセはなく、お酢のタレにつけて食べれば意外とさっぱりします。
(※画像はホームページから拝借)

第2位:Abe Philippines

アベって阿部さんのアベ?
味付けが日本人好みのフィリピン料理のお店です。Bamboo Rice(竹の中で炊いたおこわみたいなもの)やココナッツミルクを使ったギシンギシン(Gising Gising:インゲン豆の料理。少しスパイシーでグリーンカレーっぽい。辛いのが苦手な人はチリ抜きも可能)など、どれも美味しい。特に、酸味のあるシニガン(Sinigan)というスープは、他のお店よりもコクがあって断然このお店の味が美味しい♪(あくまでも私の感想ですが。。)

因みにAbeはマニラの北の方にあるパンパンガ地方の言葉で「友達」を意味するようです。あまりに日本人好みの味だったので勘違いしてしまいましたが、日本とはまったく関係なかったです。。。(汗)

程よい酸味のあるスープ(Sinigang)
このお店のシニガンは酸味が控えめ。
スープにコクがあって、匂いにクセもなく、とっても美味しいです。
(※画像はホームページから拝借)
Bamboo Rice。竹を割って配膳してくれる手際も見ものです。
もとは中華系の料理っぽいですね。
(※画像はホームページから拝借)
ココナッツミルクがベースのギシンギシン(Gising-Gising)。
肉や魚料理が多い中、野菜料理ではオススメの一品!
(※画像はホームページから拝借)

第1位:Little Quiapo

映えある第一位はリトル・キアポ!
創業75年の歴史を持つ老舗のレストランです。トラディショナルなフィリピン料理ですが、ここの料理はどれも本当に美味しい。豚の耳を使ったシシグ(Sisig)、焼きそばみたいな?パンシット(Pancit)、揚げ春巻きのルンピア(Lumpia)、ピーナッツベースのカレカレ(Kare-Kare)など、どれも他のフィリピン料理屋さんで食べるものより美味しい(気がする)!!
個人的に一番のオススメはビコール・エクスプレス(Bicol Express)です。ギシンギシン(Gising-Gising)と似たココナッツミルクの料理ですが、こちらはインゲン豆ではなく唐辛子を使っています。もちろん辛いですww
その昔、ビコール地方の駅で特急列車の乗客向けに売っていたため、その名前がついたのだとか。辛いもの好きの方は是非お試し下さい!
その他、デザート系も充実しています♪

オススメのデザート

  • ハロハロ(Halo-Halo):日本でも以前ミニストップで売っていましたが、元祖はこちらです。「混ぜこぜにする」という意味があって、その名の通りかき氷の上に乗っている色々なものを混ぜて食べます。

  • グリーンマンゴ・シェイク(Green Mango Shake):まだ熟していないマンゴのスムージーです。甘酸っぱいので脂っこい料理の口直しにぴったり。但し、甘みは実は大量の砂糖を投入されて作られたものです。砂糖の量の調整はお店によってリクエスト可能です。因みに熟したシェイクはRipe Mango ShakeとかYellow Mango Shakeといいます。

  • ブラック・グラマン(Black Gulaman):ブラウンシュガーと黒いゼリーの飲み物です。日本ではなかなか飲むことのない甘さ、、、だけど、どこか昔味わったことがあるような懐かしさを覚える美味しさです。

創業75年の歴史を誇るレストラン。
パンシット(フィリピン風の焼きそば)
カラマンシーを絞ると、仄かな酸味がアクセントになって美味♪
(※画像はホームページから拝借)
ピーナッツベースのカレカレ。
付け合せのバゴオン(Bagoong。オキアミの佃煮みたいなもの)と食べると、甘みと塩気がいい感じになります。
大好物のビコール・エクスプレス!
唐辛子の辛さとココナッツミルクのハーモニーがクセになります♪
揚げ春巻きのルンピア。
どのお店にもあるけど、ここのが一番美味しい気がします。

このお店の唯一の弱点はアルコールを置いていないこと。冷たいビールがあれば最高なのだけど。。。ww

まだまだディープなフィリピン料理もたくさんあります。乞うご期待!

ではでは、今日はこの辺で。
Bahala na! (なんくるないさ!)