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第14回オンライン演劇「こちらトゥルーロマンス株式会社」

5月から始まったニコルソンズオンライン演劇も早くも14回。個人的観劇は8回目の観劇となりましたーーー。

元々毎週土曜日20時からの公演だったのが、6月から日曜日の15時の公演が加わって週2回公演となり、7月からまた土曜日だけに戻りました。

基本的に自分はシフト上、土曜日は仕事が多いので、しばらく観れずにいたので、めちゃくちゃ久し振りの観劇となり、些かテンション上がりぎみ🔝

毎回ゲストさんを招いての公演が続いていたのが、今回はニコルソンズメンバーオンリー!純ニコルソンズということもあり、

これまで、同じ舞台であっても、人が変わればアレンジも変わる。ある種、あの手この手と変化球的アドリブを毎回飛ばし続けてきたこの公演でしたが

一番最初に書かれた台本を元に芝居をするいう原点回帰の公演となりましたー。

と、いいましても流石ニコルソンズ。木下半太さん脚本。一度だけラストが変わるバージョンを観たのですが、今回そのシナリオ追加、台詞追加の最新完全バージョン✨✨✨

その追加シナリオとなるワードが出てきて、もしやこれは!!!!!!と期待度MAX。

保土田さん演じる大黒課長。ワイルドさが堪らない(笑)赤ちゃんとのミーティング。コロナが悪いんでちゅ。バブバブモードの絵面が最高。眼力全開すごみをきかせモードからのギャップ大好き。

たなしんさん平松係長、安心安全の塊。今回の写真のシーン、バングラディッシュ製の時計に、バングラディッシュ人決定と押し切ったーーーー。高野にボビーはどこだ?とさすがに高野ちゃん困る案件(笑)荒井と竹内への沢田のおもしろ名前問いただすシーン、まさかの2ターン(笑)

荒井役に続いて二役目挑戦の沢田役、中山佳祐さん。新井役ではナチュラルな関西弁。関西芸人でM-1グランプリ行けそうな雰囲気から、人間ウィキペディアへの移行。眼鏡姿から一変失恋での髪の毛もっしゃーと心も爆発。目の動き、眉の動かし方、表情の出し方好き。

関西弁キャラが定着しまくってた稲垣さんというキャラクターも今回原点回帰ということで標準語。標準語になるだけで、言葉遣い、動作全てがなぜがガチャガチャせずにエレガントになってしまうのはなぜだろう(笑)関西人とは、、。井筒佳苗さん、白の洋服に金の装飾、イヤリングが揺れる姿。関西弁だとコッペパンむしゃむしゃ食べまくるのも、標準語となると鯛焼きを上品に召し上がる絵になる(笑)

高野ちゃん演じるうわりずむさん。今回原点回帰ということで油断した(笑)チョーカーにリボン。ボビーと房江ばあさんとの結婚が決まってゴスロリ撮影会を抜け出してきたー。ラストにもそれも新たに追加事項としての伏線だった。

荒井&竹内、先輩後輩コンビは吉見春人さんと西田英二朗さん。こちロマ公演の中で同ペアになるのは少ない中今回二度目のペア。この二人の醸し出す雰囲気がなかなかに好き。吉見さんのマイルドでいい感じのチャラさ加減と西田さんの飄々とした受け流し方のバランス。手の配り方や困ったときの目の泳ぎ方実にいい感じ。

山根先輩と徳永ちゃんの、荒井あづみさんと松本知佐子さんのバランスも好き。山根先輩が大黒課長、徳永ちゃんへ仕掛けるそれぞれの圧が、じわじわと押し迫る。もう一人虎がいる感じ(笑)松本さんは前回ファンタジー回だったのでお姫様キャラ全開から、シンプルイズベストオブ徳永ちゃんが逆に新鮮。


観劇のこの日、悲しいニュースが流れてきて、色々気持ちが追いつかず。こちロマでのテーマとなる「人生の幸せとは何なのか」。答えを出すのはなかなか難しいことだけれど、

自分も含めて周りのひとたちを大切にすること。

自分が突き進むその先がきっと笑顔に繋がってると信じることだと、そう思えるように生きること。

そんな風にぼんやり考える。

どうか笑顔が消えませんように。


【観劇日】7月18日 【劇場】おうちの中

【キャスト】大黒課長:保土田充 平松係長:田中慎也 沢田:中山佳祐 荒井:吉見春人 竹内:西田英二朗 稲垣:井筒佳苗 高野:うわりずむ 山根:荒井あづみ 徳永:松本知佐子








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