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オンライン劇場 第9回「こちらトゥルーロマンス株式会社」

なんだかとっても自分的に久しぶり感懐かしみを感じる一週間振りのこちロマ。

毎回キャストがガラッと代わり、同じ組み合わせでは二度と観ることが出来ないので一回一回がすごく新鮮✨✨✨

4月から始まり、毎週公演があるこのオンライン舞台も今日の舞台で第9回目。ステイホームでおうちに軟禁状態からようやく抜け出させたことにより、仕事の関係で泣く泣く観れない回もあって。(きちんとお仕事できることアリガタイです🌟)

始まった頃は土曜日の夜8時の公演だけだったのが、途中から日曜日の昼間の3時からの公演も増えたおかげで、まったく見れなくなるということにはならず自分のこちロマ観劇としては6回目となります。8888888→自分に拍手ーーーー(笑)

どこまで舞台のことを書いて良いのか、これはネタバレになるんじゃないのか、いろんなさじ加減がわからずに、公演毎に感想などを書き綴っては消し、消してはまた綴るというのを繰り返してきて、結局noteで文章を上げることなくきてたのですが。

こちロマ、もう毎回同じ舞台でもまったくキャストによって毎回違うものになるから、ネタバレ云々取り払っても書いてもいいんじゃね!と思い、今日は思いきって書くっ✏️

通常、劇場での公演の場合、単日での公演もありますが、何日間かの公演があって、その公演の中で日々役としての深みが増したり、客席の温度や雰囲気に呼応して舞台は日々進化していきます。

たまに初日舞台がぐたぐたなのに千秋楽にはまったく別物の舞台になってたり(苦笑)

こちロマは毎回キャスト、相手が変わるのでそこから生まれる化学反応が半端ない。

個々の持ち味とスキルを存分に生かしつつキャストとしてこのこちロマは役の進化と挑戦の場。その役だからという縛りがまったくなく、それぞれが役のアプローチをして、引き出しを増やしていく。役者さんは相当鍛えられそう。


自分の一番スタンダードとなるのはやっぱりリモート演劇となった初演でのキャスト。(こちロマ自体はやっぱり実際にインディペンデントシアターで観た初演舞台でのキャストだけど)

大黒課長=誉さんが自分の中で合致してしまってるので、誉さんで大黒課長を観れると自分自身の安心感が満たされる。今日は博多弁。登場からと○ねるずと野球ネタ炸裂(笑)ハムスターではなく1500万円のカメラをぶっ壊したエピソード(笑)   いないいないバブブブブー。グローバル化だから、赤ちゃんとミーティングって意味が不明すぎて(笑)  履いてるパンツは青から赤に変わりました?(笑)   誉さんの沢田も荒井も仕事で外しまくってるので、、、役変もめちゃくちゃ見たい🌟

平松係長役のたなしんさん。平松係長=西郷さんという屈強の僕のイメージを取っ払った人。西郷さんのある種エキセントリック系とは相対的なおにぎり和み系平松係長。実直で不器用で。弄られ感抜群な愛されキャラ。

沢田役の保土田さん。風貌が弱小団体のプロレスラーって。笑っていいのか悪いのか(笑)  まさに言い得て妙。ビースト沢田と呼ばれるくらい野獣系。壊れて更に野獣と化す姿がもう不憫だけど最高に面白い。

荒井役のもっちゃんさん。荒井=流されやすいちゃらいキャラからのまさかのプリンス荒井(笑) 「それでいいと思う」全て肯定で包み込んでくれる王子。まったくもってプリンスキャラが似合いすぎてる♪(/ω\*)

オラフ(笑)と荒井から呼ばれてる竹内役、北条晃平さん。「天気のいい日に外に出して溶かすぞ」と荒井に王子声で諭される(笑)  常にヘッドフォンの絵面が面白い。沢田のこどもの名前を言わされるくだりのシーン。荒井も途中で耐えられなくなるくらいの迷言。本人も一生懸命なのが分かりすぎて総突っ込み受けてるのがもう相当面白すぎる。

山根先輩役、別所べちこさん。こちロマ初見。登場からリモート画面が1人昔のアニメみたいになってるつっこみからの、白雪姫ではなく完全に毒リンゴを渡す側。表情、台詞回し、指の動き全てがウィッチ🍎徳永ちゃんに放つ「こざかしい娘ね」、平松係長側に寝返る時もそりゃ「山根、怖いよ」と言われるよね。完全にびびってしまう迫力(笑)

今回の設定はラプンツェル、アラジン、フィリップ王子、フリンライダー、マレフィセントなどなど、ストーリー展開がディ○ニーテイストのワードだらけなのが最高(笑)ファンタジー。

稲垣役の菅野こさとさん、こちロマ初見。この稲垣はまさにこさとさんにしか創れないキャラ設定。中国訛りで、ザーサイ、火鍋、ジャッキー・チェンなどのワード。「スタントマンもやる気がなかったら怪我に繋がるね」の独特的発想。エグザイルのライジング・ドラゴンが最高(笑)    天の邪鬼で不器用で。平松係長の独白、それを心の中の葛藤、さみしさ、悔しさが表情からすごくすごく伝わってくる。

徳永ちゃん演じる松本知佐子さんもこちロマ初見。初見さんだらけだーーーーー。この徳永ちゃんキャラも新たなアプローチで攻めてきたーーーー。スイス生まれウィーン育ち。口調がすべてお嬢様、会社ではお姫様キャラ。女性の山根先輩の前で本来のキャラ豹変パターン(笑) だけど、あんまり腹黒さは感じさせない不思議な感じ。お花を摘みに退出するとこが好きだし、誉さんの大黒課長「熱中症に気を付けるんだぞ」も好き(笑)

高野役の小林舞さん。こちロマでニコルソンズデビュー🎉888888888888    あのキャラ大戦争の社員の中で高野さんはたぶん一番まとも。舞さん演じる高野の沢田からの告白を受けて、困惑してごめんなさいの言葉をなかなか切り出せない具合がなかなかに好き。 投げキッスから途中でウインクのワードが出たためにそれを咄嗟に役上に反応させる機転もGood🌟


長々ととりとめなくつらつらと、、、。役がおなじなのにこれだけ個性が爆発。次はどんなキャストに出会えるのか、毎回毎回楽しみです🌟

【観劇日】6月21日 15時開演  【劇場】おうちの中

【キャスト】大黒課長:立山誉     平松係長:田中慎也    沢田:保土田充    荒井:川上雅人   竹内:北条晃平   稲垣:菅野こさと    高野:小林舞   山根:別所べちこ  徳永:松本知佐子













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