泊まれる演劇
コロナ自粛で、舞台観劇という生きる糧を封じ込められてる今。
新たな形で演劇を楽しめるコンテンツがたくさん生まれています。
その中でも 泊まれる演劇 In Your Room 『ROOM 101』
本来であれば、京都にある実際のホテルを使用し、実際にチェックインをしたゲストとして参加。真夜中のホテルを物語の登場人物の一役となり、さ迷うという舞台ファンとしてはもう堪らない企画でした。
しかしながら、この舞台も残念ながら世間のコロナ自粛のために公演延期となったのですが
今流行りのZoomを使い、それぞれがステイホームしたまま本来の形でない新たな脚本演出で舞台に没入できるイマーシブコンテンツ泊まれる演劇 In Your Roomが生まれました。
当初のホテル滞在型演劇「MIDNIGHT MOTEL」は抽選販売されたのですが、ものすごい人が申し込んだらしく、自分も完全に撃沈( ω-、)。。。
なので逆にいえば、こういう巡り合わせがあったから自分も公演延期が決まった後に発表された 泊まれる演劇 In Your Room 『Room101』になんとか申し込むことが出来て参加することが出来ました(つд;*)
参加するためには、申し込み後に招待状が送られてくるのですが、実際に自宅に手紙として送られてくる招待状がやはり気になるところ。でも考えるのはみんな一緒。販売直後からもうあっという間にこの紙版では選べずに、メールで添付されて送られてくるデジタル版で申し込み。やっぱり紙の方が舞台ファンとしてはテンション上がりますよねー。
でもデジタル版のやつもあれやこれやしてる内にあっという間に全公演ソールドアウトしたので申し込めてほんと良かった。
公演は5月6日までしてますし、また公演終了後でも、もう何を書いてもネタバレなしで書けることはほぼありません(ФωФ)
なので事前にTwitterで明るみとされてた内容と極々うすっぺらーーーーーい感想なんぞを綴ります。
公演数日前に怪しい手紙が届きます。この物語の核となる人物の筆跡の手紙が一通。そしてもう一通はいかにも意味深な数字と英文が羅列されたもの。
紙版で送られてきた招待状にはこの数字と英文のものではなく、ホテル内の間取りが書かれたものが添えられており、デジタル版と紙版で送られてきた招待状の内容は異なるものでした。
また公演が始まる事前に、ゲストにはそれぞれの名前と役職が示されたものを告げられます。ある事件を解決するために。
目的や行動に関してはもちろん舞台が始まってからではあるのですが、事前にそれぞれの役割を指し示した探偵を担うこととなります。
さぁ、準備は万端と言いたいところなのですが、自分にはひとつだけ大きなハードルがありました。
それは
超がつくほど、パソコンが苦手なアナログ人間の自分。しかもこれまで使ってきたパソコンが色んなしがらみのお陰で新しいパソコンを買わざるおえなくなり。設定やらなんやらを後回しにしていた結果
この公演に参加するにあたって、パソコンの初期設定に加え、更にZoomという大きな壁が立ち塞がってきました。。
なんとか半泣きになりながら初期設定とZoomの設定を終えたものの舞台が始まって果たして無事に参加できるのか。。。
オンライン参加する開場時間になるまで、舞台の緊張感に加え、もしかして設定ミスってて参加出来ないんじゃないかという不安感で押し潰されそうになりながらパソコンの前で待つ時間が永遠のように思えた。。
さてさて本題に移って参りますが
物語となる事件を紐解いていくための手掛かり。そしてそれが引き起こしていく舞台展開。もうただただ圧倒されて、パソコンの前にいることを忘れてしまうくらい没入してしてしまいました。
ただ自分の思考の処理能力が追い付いてなくて、後からきちんと説明を加えて下さるものの、情報量とどんどん加速していく物語に思考がフリーズしてしまったのもあって、そこが自分の中での大きな課題と誠に残念な部分。
おうちの中で、久し振りにがっつり良い舞台を観た心地よい疲労感と充実感。オンラインでこれだけ凄いのに、実際ホテルに宿泊して自分自身もその中に入り込んだらと考えるだけで、ドキドキ感と期待感が止まらない。
あーー、泊まれる演劇、この舞台をホテルで体験できる日が一日も早く来ますように🌟
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