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2022-2023 今やっと年を越しました

いつだったのかもう覚えてないけど、
noteをたくさん書くと誓った年があった。
だけどその誓った年も、きっと1記事しか書いていない。

最後に書いたのは謎の日記。(別に読まなくていい)

一年の誓いすらも、簡単に便所に流れていくようになってしまった。
僕の頭はとても流れやすくなってきている。

小学生の時に「お年玉を貯金して一人で旅行に行く」と誓った直後に、
初詣の祭りくじで一瞬でお年玉全額溶かしてた時より、流れやすくなってる(ヒカルさん、もう少し早くテキ屋の摘発しておいてほしかった)

年々溢れ落ちていく逆スポンジ頭の僕にとって、noteは句読点を打つものとして書こうと思いついた瞬間に書いていきたい。

特に2022年下半期から〜2023年1月の今日までが、人生の中でもかなりのバタバタ期。気がついたら今ココにいるという感じだ。
年末年始に定番の「今年の振り返り」とか「今年の豊富」とか一切考えられていない。好きなのに、あれ考えてる時間

今やっと少し、落ち着いて「年を越した感じ」がある。
なのでそんな今、どうせまた忘れてしまう前に、お仕事関係や日常について書いていこうと思う。

※たぶん結構長いけど、ゆるっゆるの文章なのでサッと読めるはず

2022.0905 書籍出版

単独著書としては初。ぼちぼち売れた

いきなり宣伝かぃ、というクソロケットスタートを切ってしまったが、実際下半期の最初にあった大きい出来事はこれ。初めての単独著書で、発売当日まで「誰が買うねん」という自分自信の価値に対する疑念が拭えなかった。だけど、携わってくれた人への失礼になると思って頑張って宣伝などしてみたらぼちぼち売れた。ぼちぼち。印税で、ちょっと良いソファーとかなら両親に買ってあげられそうだ。
もしまだ買ってない方はぜひ。普通に面白いと思います。

本を出すにあたって発見もあった。
祖母に本を出すという報告をしたところ「これであんたも先生になるんかもなぁ。あんたの遠い親戚には柳田國男さんがおるしなぁ」
と急に先祖カミングアウトをされた

日本民俗学という新しい学問をつくった人。明治憲法下で農務官僚、貴族院書記官長、終戦後から廃止になるまで最後の枢密顧問官などを務めた。(ばあちゃん、なんで31年間黙っててん)

歴史の教科書などでお見かけしたことがあるすごい方でした。
ただ、僕はそこまで詳しくなく、調べたら物を書く仕事だった他にも「タピオカが好き」という急に親近感を覚える特徴まで出てきた。ばあちゃんもうろ覚えのことが多いらしく、誰かもう少し詳しく調べて欲しい。


2022.9〜10月 メディア露出とナスの揚げ浸し

書籍出版したことで、不慣れなメディア露出の機会をたくさん頂けた。
たぶん取材記事はトータル10個くらい。SNSが告知事項ばっかりになって急いで美味しいチャーハンの写真をあげたりもした。

TOKYO FMの「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」にも出演させていただいた。

山崎さんラジオの前に、受験生が持ってる英単語本「ターゲット」くらい付箋も貼って
質問を考えてくれていた。

山崎さんが異常なほど話を引き出すのがお上手な方だったというのもあるのだが、ラジオに出るのはとても楽しかった。イベントやテレビと違って、普段経験している会議室くらいのスペースと人数で話しているからなのかもしれない(電波の向こうでは大勢の人が聞いているのだが)
人前に出ること自体は得意ではないし、出たいとも思わないけどラジオはまた機会を頂けるのであれば出たいなぁと思う。


青山ブックセンターにて、本の出版イベントもあった。
こっちはかなり苦戦したが、ゲストにチートパーソンを迎えることでなんとか乗り切った(「THE FIRST TAKE」監督の清水さん、劇団ノーミーツ主宰の広屋さん)

僕よりこの二人が話してる時の方が、頷いてる人多かったんちゃう?

色々なお客さんがイベントには来ていたが、僕をきっかけに放送作家という仕事を知ってくれた人や、山梨からわざわざ会いに来てくれた作家を目指す男の子など、確実にイベントをやらなければ知らなかった素敵な出会いもあった。
絶対に、作家になって、僕を仕事に呼んでお金をたくさん欲しい。絶対に。


あと仕事は何も関係ないけど、
この頃狂ったようにナスの揚げ浸しを作っていた。週8で食べていた。

ナスの狂い浸し

ポイントは、すった生姜と刻んだ生姜を両方いれること。パンチが効いていてご飯も進む。奥さん、これ一つで部活盛りのじゃりんこちゃんたちも黙って白飯かきこみまっせ。
プライベートの思い出はこのナス一本。

2022.10〜11月 W杯と音楽と初恋

2022年といえばカタールW杯。
開催前の静けさが嘘みたいに、日本のジャイアントキリングによって盛り上がった今大会。僕は小学生の時に漫画「ホイッスル」を読んでからというもの、11年間サッカーをしていました(河川敷でおでん屋がある場所でシュート練習をすることにとても憧れていた)なのでイチ元サッカー小僧として当然注目して今大会も観戦する予定だった。

だけど、今回お仕事で携わらせていただくことに。ご縁があってテレビ朝日のカタールW杯応援企画に参加することになり、開催前から期間中までお手伝いをしていました。

ずっと好きだったものが仕事になる瞬間はとてもいい。
テレ朝スタッフさんたちは脈々と受け継がれる日本代表応援精神があり、スタッフはオンライン会議にユニフォームを着て参加して背景も↑だった
とても真摯な姿勢で応援企画を作り上げていっていた。勉強になりました


もう一つ好きなものでいうと、今年は「音楽」の仕事も。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZOの特別配信番組

伝統ある北海道の音楽フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」の特別番組を企画構成させていただいた。1999年から開催されていたフェスが、コロナなどで3年間中止。復活を祝して8月のフェスを11月にオンライン配信。
運営スタッフをするウエスの皆さん、出演するアーティストの皆さん、お客さんのライジングに対する思いは、ただの音楽フェスじゃなくて「人生」とか「生活の一部」だった
熱くてピュアな思いを浴び続けて、8月の撮影から配信まですごくすごく番組を作りながら心が洗われた

北海道の地で、夜明けのラストを飾ったのがBEGINだった

この仕事も「THE FIRST TAKE」監督の清水さんと一緒で、友達でありつつ、とても勉強させていただいた一年だった

あと音楽はもうひとつ。

Amazon Prime Video『yama 2022 Documentary / Life is Beautiful』

AmazonPrimeにて配信中のyamaさんのドキュメンタリーも構成のお手伝い。今までみせてこなかったyamaさんの等身大な一面をと成長を追うドキュメンタリー


あともう2年ほど、お仕事をさせていただいているNetflixさんのお仕事も。
「First Love 初恋」のスピンオフ企画を撮影→ローンチした

満島ひかりさんが本作同様タクシー運転手になって佐藤健、小泉今日子らを招いてトークする企画

撮影の裏側を見せるわけにはいけないが、雪が積もっているタクシーを用意して大量のカメラで撮影。イチ企画にかける規模感がさすがのNetflixだった。企画段階からトークの余白部分の作り込みがとても悩ましかったけど、撮り始めたらそんなの吹き飛ばすくらい汲み取っていただけた最高の御三方でした

2022.12月 「あたらしいテレビ」「このテープもってないですか?」「YouTube Fanfest」など

12月は今年から各所の忘年会が復活したので、忘年会と会議と年末年始企画の色々ローンチと。仕事と夜飯で、12月はめちゃくちゃ太った。
自爆する前のセルくらい太っていた。


時系列でいうとまずは「YouTube Fanfest」

これに関しては僕は特に大きいお仕事をしたわけではなく、フワちゃんが中継役として出演していたのでさらにその裏側を撮影するという役目。
裏側の裏側みたいなことしてるのに、ケータリングはしっかり食べた。
楽屋周りが、人気クリエイターしかいなくてキラッキラしていたのだけは覚えている。フワちゃんはそんな楽屋周りで2、3発屁をこいてパンの食べかすをぼろぼろとこぼしていた

続いてBSテレ東「このテープもってないですか?」

現在Tverで三夜とも視聴可。

「奥様ッソ」「Raiken Nippon Hair」などを演出したテレ東・大森くんの新作をお手伝いさせてもらいました。
12月にオンエアしたのですが、今2度目のバズに入っているらしくTverがとても回っているそう。
この番組について僕があれこれ言うのは野暮なのですが、とても制作過程や構成決めが念密でたのしかったです。
1月末くらいまでTverで見られるので見てみてください


最後に1月1日 NHK「あたらしいテレビ2023」

もはや12月でもなく元旦オンエアの番組なのですが、今年の「あたらしいテレビ」を恐縮ながら担当させていただきました

「“テレビ”はどこへ向かっているのか。 そして、これから先の未来は、どうなったらおもしろいのか」を考える番組

この番組の会議、めちゃくちゃ楽しかったです。番組ナレーションにもあったように「今、スタッフが会いたい人たちに話を聞く」というコンセプト通りに会いたい人に次々と声をかけて企画と質問をぶつけていきました。
結果、どう視聴者のみなさんが受け取ったのかわかりませんが今の時代をさまざまな角度から等身大に切り取った内容になったのでは、と思ったりしています。
これまた僕が語りすぎるのは、野暮なのでここくらいで。
あ!最後に一ついうと、プロデューサーの坂部さん、當間さん、寺田さん含め制作スタッフの皆さんが最高でした。本当に貴重な機会をありがとうございました!終わってこんな清らかな気持ちになれる特番は初めてかも!

2022〜2023.01 オーストラリア

「年内までにこれはなんとか…!」と思っていた宿題を丸々抱えて、オーストラリアへ出発。だいたい、いつもこんな感じではあるのですが、今回は特に大きいものをいくつか抱えての出発となりました

でもオーストラリアはめちゃくちゃ楽しみ。
フワちゃんと行ってまいりました。シドニーで年越し花火見てきました
撮影込みのオーストラリア旅行です。

2022年最後に大マウントを取りに行った女・フワちゃん

シドニーの年越しは、花火こそ派手でしたがとても治安がよくて、大騒ぎする人や渋谷みたいに警察沙汰になったりはしませんでした。

「良い街やな〜」みたいなことを帰り道にフワちゃんと話していたら、
人混みの中で、僕だけなぜかairdrop痴漢に会いました

誰やねん。グーやあらへん

なんでやねん。2枚送られてきました。
デジタル面の治安は若干悪かったようです


オーストラリア自体は約1週間ほど滞在しました。
温暖な気候とかじゃなく、普通に日焼けをバチバチするくらい暑かったので
「正月感」は感じることもなく。

そして、フワちゃんとの旅が何事も起きないまま終わるはずもなく、、。

早朝の飛行機に乗り遅れるフワちゃん

案の定、朝6時の便に乗るはずが遅刻。結局この日は乗れずに1日待って翌日に乗りました。(国内線の移動便だったからギリよかったです)
※インキー事件など詳しい話はフワちゃんのANN0へ。

なんだかんだ、遊びやら撮影をしつつ、リモート会議&作業も。
まぁ大体1/4くらいから仕事スタートなので、各所から連絡が飛んでくるわけで。

2023.1月 第5回AUNコンビ大喜利王決定戦

日本から帰国後、まず動き出したのが先週の土曜日に開催した
「第5回AUNコンビ大喜利王決定戦」

2年前から開催する「日本一大喜利がおもしろいコンビ」を決定する大喜利の大会

今回で5回目。シンプルなお笑いライブとはまた違って、かなり「準備物」が多いライブなので半年ほど前から会議をしてきました。
結果、今までで一番の盛り上がりになったのではと思います。
めちゃくちゃ、めちゃくちゃ配信見て欲しいです。
一年分の笑い声を浴びることができると思います
配信チケット🎫

ちなみにAUNについては、こんど別記事に今まで考えてきたことや思いをまとめて書こうと思っております。






2022年は、本当にありがたいことにたくさん好きなことを
仕事にさせていただきました。だけど、それは「ただやっただけ」になってしまったのも多くあって、ちゃんと結果に繋げられたかというと
まだまだな気もしていて、、。
もっともっと内容と結果です。
2023の目標は「えっぐいもの作る」です。今決めました。

皆さん、今年も1年何卒よろしくお願いします。


、、さらっと振り返ろうと思ったら5000字を超えてしまいました。
夜中にさらっと更新してやろうと思ってたのに、もう朝です。朝4時半です。
何やってんねん、朝マック行こ
※結局2022の活動も下半期しかかけませんでした


長崎周成


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