新卒入社から6年たったら海外で働くエンジニアになってた話

12月です。今は休暇中で台湾にいますー!
最近は、頑張って文章を書いているのと、未だにAdventカレンダー未体験なので同期が書いているAdventの流れに乗ってみたいと思います。

このAdventカレンダーにも現れていますが、CAに残っている人も残っていない人もやっていることが多岐に渡っていて、Slackでの知識共有がメチャクチャ面白いという素晴らしい同期メンバーでやっています。

そして、前日は、Mr. 機械学習のかずき先生からバトンを受け取りました。機械学習関連に興味ある方は是非フォローをおすすめします

これまでの経歴

一応CA14枠として入っていますが、実は、カナダバンクーバーにある、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)を2013年に卒業して正式には2013年に入社しています。(確か、5月頃)
CAには2年半ほど、ゲーム開発を中心に仕事をさせてもらい、そこから、日本のAPCommunicationから海外で会社を作りたいという話をいただき、ベルリンに移住してきました。その、会社は2年少しで結局うまく行きませんでしたが、今は、LiskでブロックチェーンのSDKを開発しています。

ベルリンってどういうところ?

ベルリンは、今急激に発展をしている都市の一つです。5−10年前までは、首都なのに物価が安く、アートやヒッピーのメッカとして有名でしたが、物価が安く若者の街だったので、スタートアップが出来だして、Wunderlist やSoundcloudが有名になり一気に爆発したイメージです。
実際に、外で飲んでいて、英語を話していたら90%位の確立でIT関連の仕事をしている人で、ほぼソフトウェアエンジニアくらいな体感です。
ベルリンは、日本や台湾などのアジアとは全く違うのは予想できますが、北米ともかなり違っています。ベルリンは特にだとは思いますがアジア人が少なくて食べ物に関しては、満足するのは難しいです。ただ、最近どんどんそれも変わってきていますが。
一番有名なのは、ナイトクラブで金曜の夜中12時から月曜までクラブにいるのがベルリナーだとかそうじゃないとか。

海外で働くということ

海外で働くことというより、海外のチームメンバーと働くこと。という方が正しいかもしれません。今、うちのチームには20カ国以上のバックグラウンドを持った人たちが働いています。
北米、南米、ヨーロッパ、ニュージーランド、(東、西)アジアとアフリカ以外の土地は全てカバーしていると思います。
その上で気をつけることや理解すべきことの一番は、

自分が当たり前だと思っていることは他人と当たり前ではない

これに尽きる気がします。実際には、日本人同士でもそうなんですが、やはり歴史的文化的なバックグラウンドが同じなので、”常識"というものが存在しています。
ただ、歴史や文化が違うと当たり前が当たり前ではなくなり、一つ間違えれば簡単に怒らせてしまったりすることもあります。

もちろん、お互いの何が違うのか20カ国以上の人たちがいると全てわかるわけではないので、有名な大きな違い以外は、都度気をつけて、もし嫌な事があってもコミュニケーションをとって言われた側も言った側も次回から気をつけるくらいなイメージです。
僕自身が気をつけないといけないと思っているのは、食と宗教。この2つは、根本的な違いかつある程度有名なので、気をつけています。

あと、これは、僕が特別になのかもしれませんが、高校時代から社会が苦手で歴史や政治経済の勉強をあまりしていませんでした。
ただ、僕以外のチームメートは歴史、政治に詳しくて自国は当然で海外との歴史も常に興味を持って話しています。やはり、海外の人と会話する上で、自国の歴史や地理などは最低限知っておいた方がいいですね。

エンジニアとして違うことは、会社の文化によって大きく変わりそうなのであまりコメント出来ませんが、少なくともうちの会社では、日本のスタートアップ業界と大きくは変わらない気がします。
ただし、休みに関しては、法的拘束力があるので確実に休まなくてはいけない。というのがあります。僕自身も、今年は大きな休暇をとっていなかったので、12月は丸ごと休みで次回は1月の2周目から出社予定です。

どうすれば海外で働けるのか

どの会社で働きたいかによって、対策は変わって来ますが、最低限は2つです。
英語でコミュニケーションがとれる
大学を出ている (エンジニアの場合は、関係する学科)

まず、英語でコミュニケーションが取れるというのは、働く上でどの職種でも必要です。資格などは、必要ありませんが仕事に関係する話が理解出来、伝えれるというのは最低ラインだと思います。僕も、面接をするのですが、英語で最低限のコミュニケーションがとれないと、どれだけ優秀でもチームで働くのは難しいという判断をしています。

大学を出ている。というのは、面接などとは実際に関係はなく、海外で働くためのVISAに大きく関係してきます。もちろん、VISAのプロセスは、国によって違いますが、僕が知っているカナダ、アメリカとドイツでは、例外を除いて基本的には大学を出ている必要があります。

そのうち、海外で学ぶことと海外で働くことについては詳しく書こうかなと思っています。


最近やってること

現在は、Lisk/Lightcurve で Lisk SDKのリードデベロッパーとして、SDKの開発をしています。
それに加えて、今まで調べてきたことや学んだことを元に、ブロックチェーンエンジニアの初心者くらいにはなれる記事を連載しています。(まだ1つしか書いてないけど)
是非読んでみてください。

今は、コンセンサス周りの記事を書いていて、この記事は、エンジニアだけではなく、投資家(特にLiskに投資している人)には有用な記事になると思います。

あとがき

今年は、既に休暇に入っているので、SDKのissue周りを追いつつ、コンセンサス周りの記事を集中して仕上げて、美味しいものを、楽しい人達に会って2019を終えて、2020をさらなる飛躍の年にする英気を養っていきたいと思います。

もう、6年もたつと、出来るようになったこと、興味のあるものもどんどん変わっていっていますが、ずっと挑戦して先をいっている同期に囲まれているのは常に刺激的で大きいモチベーションになります。

そして、次は誰にバトンを渡すのか決まってませんがお楽しみに!


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