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プロ野球のどこを見ているか

私はプロ野球のどこを見ているかというと

セカンドとショートの守備を見ている


セカンドとショートの守備を見たい私にとってTV観戦はハードルが高い

それはピッチャーとバッターばかり映しているからだが

ボールが飛んできてもいないセカンドやショートを映しても仕方がないことは理解する


ボールが来ていない時の動きや選手の仕草、そして守備位置、ランナーを牽制する動き等など

ボールが絡まなくてもそこそこ彼らはなにかをしているが

そのほとんどは定位置で来たるべき打球に備えている


そこへ打球が飛んでくる

水面が跳ねたように一気に躍動化して

その身のこなしたるや見る者を引きつけるプロのプレーが発動する

きっと彼らは寝ていても華麗にダブルプレーをとってしまうのだろうと思えるほどだ


セカンド、ショート、更に言えばどの守備位置でもプロ野球に大体ハズレはない

みんなプロなのでかなり巧い

我々はプロ野球ばかり見ているので感覚がズレてしまっているのだが

彼らは異次元的に守備がかなり巧い


バッターが打った球が守備範囲かその少し先に飛んでくると

素早く動いて打球に食らいつく

打球に追いつかなくてもプロ野球選手は絵になる


なんでもない打球を当たり前のように処理するさまは見る価値がある

あれを真似しようとしてもできることではない

若い頃、プロ野球選手になった気で真似たがあんなこと間違っても出来ない

下手に真似しようとすると普通に怪我をする


華麗に、しかし彼らにとっては至極当たり前にプレーを完遂した後にも不満そうな表情

何が不満だったのか全くわからないがプロの職人とはそういうものなのだろう


そんなことを思い返す度に思い出すのはロッテのショートを守っていた小坂選手だ

私が見た中で一番ショートの守備が巧かった

あのグラブ捌き、身のこなし、ランナーをアウトにしたあとでも納得行かないような渋い表情

間違いなく一流の守備だった


私「今の守備、めちゃくちゃ巧かったなぁ」

小学生の時の長男「???」

我が子は野球に全く興味が無かったのであった

いつもご支援頂きましてありがとうございますm(__)m かねてよりの私の嗜好品でありますお菓子ですがいまだに安売り継続中です なのでいまだに買って食べております(^-^)/美味しいから満足です^^)v