偽りの表情～星新一NHK～
タイトル:見失った表情
あらすじ:美容整形だけではもの足りずに女は規制されている表情操作機使う
初出 :「サンデー毎日特別号」1961年3月号
思い通りの表情を作るマシーン
作られた表情は偽りなのか
実よりも理屈が先行し過ぎた世界
何事も度を越すとコントロールを失う
その原因は同調圧力か人の欲望か
正解があって
しかもそれは他人の誰かが作る
そんなわけもないのだが
それが正解だと思ってしまうのは
いかがなものか
この話の世界では
「表情操作機」なるものが存在していて
その使用は犯罪とされている
いつの日か
美容整形の先にある表情までも操作することのできる何かがこの世に現れ
表情までも人の決めた理屈に倣って作ることになるのだろうか
理屈ばかりが先行することへの警告
ただのＳＦ話とは言い切れない
一人一人の倫理観が重く大切になる時代は迫る
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