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久々の餃子作りに思いを馳せる

久々の手作り餃子。
ここ何年か忙しくてなかなか作れなかった。

数年前から餃子を食べたいなっていう時は、王将で持ち帰り餃子を買って家で焼いて食べていた。

やはり餃子の具を作るのはちょっと大変だったりするので、なかなか作ろうという気が起きない。

主人も私もフルタイムで働いている。休みの日は用事ばかり。それに長男次男は塾があるので家族全員での食事はあまりない。

業務スーパーで大きな白菜がお手頃のお値段だった。

それを見たら、いつものあの手作り餃子が食べたくなり作る気が湧き出した。

一緒に買い出しに来ていた主人に

“今日は時間もあるし久々に餃子を作ろうか”

と話したらちょっとめんどくさそうだったが、ビールを買ってくれるならと主人も受け入れた。

我が家の餃子レシピは、主人の母であるばあばのレシピ。

ばあばがまだ元気だった頃は、子どもたちもまだ幼いので、月に1、2回位お邪魔していた。その時の夕食でよく餃子を用意してくれていた。

ばあばの料理は、お腹いっぱいになっても、まだもうちょっと食べたいなと思うくらい美味しかった。

ばあばは、いつも餃子を100個以上作る。

具を包むのは大変なので、その時は子どもらも一緒にテレビを見ながら包んでいた。

その頃はまだ、テーブルを囲んでも和やかな雰囲気だ。今みたいに全員で食卓を囲んでもピリつかない。

ああ、そんな時もあったんだなと懐かしくなる。
今の我が家の食事風景を見たら、きっとばあばは泣くだろうな。

そんなことを考えながら餃子作りを始めたが、久々なのでいつも何の具を入れていたか忘れていて思い出すまでに時間がかかった。

そこで今回の餃子作りの覚書をしておこうと思う。

材料

これらの野菜をみじん切りにする


白菜1玉
椎茸結構多め4、5パックくらい。
ニラ3袋
全部みじん切り
フードプロセッサーで

ひき肉(今回は豚ミンチ)
ひき肉はいつも少なめ。
今回は200gくらい使用

調味料

鶏がらスープの素:50〜60g
にんにくペースト:40g位
しょうがペースト:50g位
ごま油:100g位

これを全部混ぜ合わせる。

久々に大量の具材作り。
けっこうしんどい。

キャベツで作る人も多いけど、ばあばは、白菜を使う。白菜は水分が多いので、みじん切りにした時絞って水分を取る。

白菜の水分を取るため一度湯がくといいのだろうけど、1玉湯がくのはちょっと気が滅入るので絞った方がいいかなと思い毎回絞っている。

どちらが良いかは分からない。

ニラと椎茸も同じように絞る。これらは白菜ほど水は出ない。

そして絞ったお野菜とひき肉と調味料を混ぜ合わせるだけ。

完成!

餃子の具

この作業で約1時間半くらい。
あとはその時家にいた長女ちゃんと次男くんも一緒に4人で餃子包み。

包んだ餃子は水分が出てベトベトになるので、お皿にラップを敷いておく。ある程度出来上がったらそのまますぐ冷蔵庫に入れる。

ラップを上から巻いて冷蔵庫に入れたらベトベトになったことがあるので、ラップを上から巻かず敷くことにした。

今回餃子の皮は150枚。
なかなかの強敵だ。

もしこの具材が残ったら、冷凍して後日焼飯の具として使っている。

そして毎回長女ちゃんと次男君は、おもしろ餃子を作りたがる。今回は何を入れるのか。

包み終わった餃子

包み終わってから焼き始めた時、長男も塾から帰ってきた。

久々の手作り餃子をみんなで食べる。
もちろん和やかな雰囲気ではないが、普通の感情での食卓。

いつかこの子達が結婚をして孫を連れてきたら、私もばあばがしてくれたように、この餃子を作ってあげたいと思っている。

ちなみにばあばはまだ生きている。
数年前体調を崩して倒れてしまい、それから料理を作る事ができなくなった。

ばあばが作った料理をまた食べたいが、それはもう叶わない。おそらくもう餃子の作り方も忘れているだろう。

でもなるべくばあばの料理を子どもたち、孫たちへと繋いでいけたらいいなと思っている。

大量の餃子作りは体力気力勝負。
孫の成長を見届けるまで、なるべく元気でいなければ。

餃子の具を作っている動画を作成してみました。
色々分からなくて四苦八苦です。お見苦しいかと思いますがよかったらご覧ください。

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