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月刊 マルチーズ竹下

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シュッパン前夜メンバー、マルチーズ竹下の記事まとめ。“出版業界のコモノ”としての矜持を忘れずに、これまでの失敗も恐れずに、伝えたい出版や編集にまつわるアレコレを発信していきます。
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#出版

朝ドラ『らんまん』を編集者視点で観てみたら、スゴかった。

NHK朝の連続テレビ小説(通称朝ドラ)『らんまん』が終わりました。久しぶりに、1日の決まった…

「プロ意識のある編集者」って? そっとあたりを見回し考えてみた

出版社で書籍編集をやっている、マルチーズ竹下と申します。働くうえで時にモチベを上げ、時に…

毎度、大なり小なり揉めごとを寄せ付けてしまう編集者は「敬意力」を磨くといい!?

シュッパン前夜のメンバーの中でも、編集者歴が長いほうですが、毎回、仲間が執筆するnoteの記…

【出版社の場合】編集者から見た、真似したい・そうなりたい編集者ってどんな人?

実はざっくり見積もって30年、出版の世界に住まう私。いつもアタフタしているのでとてもそうは…

【ほぼ実録失敗談】事故本発生からの30日間、やらかした担当編集(私)が続けた、たっ…

前回は、私が過去におかした大失敗(事故本)の発生原因とその後の経緯について書きました。今…

編(へん)なひとたちの変な遺伝子について_ああ、あの頃の私を埋葬したい

卒業式ユニフォームと、まんが『はいからさん』 今年も、誇らしげに袴スタイルで闊歩する“は…

「好き」や「得意」を仕事にするのはすばらしいけれど時にそれは呪いにも?

「これはだれにも負けない、というくらい好きなものをひとつ持ちなさい。それがあなたの強みになります」――よく聞くフレーズです。子育て本やビジネス本、自己啓発書にも登場する定型フレーズです。わたしも出版社に入ったとき、上司や先輩からよく言われました。 「何が好きなの? 何が得意なの? それをどれだけ極めたの?」「スポーツでも映画でもアートでもなんでもいい、その分野でトップになれ」・・・・・・たぶん、正しい。たしかに“好き”や“推し”があれば、人生は楽しくなります。でも同時に、この