「面倒な人」とどう付き合うべきか? 止まらない出版界のモラル低下
「狂気と才能は紙一重」で済ませて良いのか?
政財界はいつもながらのことですが、出版界のモラル低下が止まりません。
天才と狂気は紙一重。問題の人と付き合う編集者はそれなりの苦労を強いられます。
「面倒な人」とどう付き合うかは、編集者であれば誰もが抱えているテーマなので、ここは経験豊富な先輩の出番ということで……。
──佐山さんは、最近とくに顕著なモラル崩壊をどう考えていますか。
佐山 「好悪、功罪はさておき、業績は立派ですよ」というあたりが困りものですね。「流儀」とい