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20221111_ヅカローの輝きはMUGENだ〜‼︎ 宝塚版『HiGH&LOW』(2022.11.2&8)

 申し訳ございません……1年空けてしまいました。
 noteの本格復活は、調子がずっとおかしい自宅のPC環境を再整備してからにしようと思ってたんですけど、PC買い換えられるのがいつになるのか一向にわからないので、もういいや、スマホでnote更新しますわ。辛抱強くポチポチやってればスマホでだって長文いけるし。ただし、日本語が多少アレだったり誤字脱字が出たりは、デスクトップで落ち着いて作業できる環境よりは増えるかもですが、どうかご容赦お願いします。

 さて。
 今年の秋も……行ってきてしまいました、宝塚。しかも2回も……!
 そして演目は『HiGH&LOW』……ハイロー‼︎

 去年の雪組『シティハンター』『Fire Fever‼︎』に続き、今年の宙組ヅカロー&『カプリチョーザ‼︎』が2度目の宝塚体験だったワケですが(ヅカローは2回観てるから観劇自体は通算3回)、妻がずっと宙組箱推しなので、今回は宙組のスターさん方をたっぷり予習できたのと、演目がよりによってあのハイロー‼︎という奇跡的な展開も相まって、今回の観劇に対する思い入れは相当高くなっておりました。
 で、やっぱりスターさん達を知っている方が劇もショーも……全然違いますね。あまりに満喫できたんで、宙組のこの先の演目が、もう今から楽しみで仕方ないんです!

 では、数日経ってようやく頭の整理ができ始めたので、そろそろヅカローの込み入った感想を。
 ヅカローの全容が明らかになる前から「カナって誰⁉︎」と違和感たっぷりに受け入れられた“悲恋のヒロイン”の存在は、トップ(男役)×娘役トップのストーリーを描く宝塚の特質上、ハイローといえど不可欠になってくるのだけど……
 結果として「お化け屋敷でデート」等々の「これホントにハイロー⁉︎」な摩訶不思議なシーンが入ってくるし、カナ(潤花さん)の余命半年の難病設定は「SWORDの中心で、愛をさけぶ」と言いたくなるし、コブラ(真風涼帆さん)とカナが橋の上でデュエットする姿はほとんどディズニー映画だし、要素を詰め込みに詰め込みまくって「ハイロー+セカチュー+ディズニー」みたいになってるサマは「本当にこれハイローなの⁉︎」と問いたくなる。
 しかし、宙組の各スターさん方が演じるSWORD各トップの再現度のクオリティと、演出・美術・衣装など制作陣のハイローを隅々まで研究した愛に溢れた仕事ぶりには、心から最敬礼せざるを得ないし、「ザム」シリーズ同様にクライマックスに向けてSWORDが大集結するシーンのカタルシスは、映画館で鳥肌ゾワゾワ立ててた頃の記憶が蘇ってくるし、途中で抱いた「これホントにハイロー⁉︎」という杞憂はどこへやら、ヅカ仕様「HIGHER GROUND」を浴びながらSWORD全員集合を拝むエンディングを迎える頃には「これこそハイローだ。ありがとうございました!」と大感謝しているので、やっぱりこれは、ヅカロー制作陣とジェンヌさん方が全力でハイローと取っ組み合った熱情と研鑽の大勝利に他ならない。
 そして、そのテンションを引っ張ったまま迎える『カプリチョーザ‼︎』で、閃光と轟音とギラギラ衣装と羽根!に包まれたド直球タカラヅカショーを浴びて喰らったらもう最後。「宝塚(宙組)さん一生ついて行きます……!」と僕ならずとも、“ヅカロー新規”として宝塚(宙組)に沼って行くことを誓った方は、きっと少なくないだろう。本当に本当に、ありがとうございました……!

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