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逆境を転じて順境と成す in京都2024〈大元帥明王秘法伝授〉

2024年3月29日〜30日

【八咫烏】下鴨神社
2024年の神様社長「摩利支天」は、日本全国にお祀りされています。古くは武将の守り神とも言われていますが、このたびご紹介したいのは、近畿地方を中心とした摩利支天です。近畿地方を中心とした摩利支天は、他の多くの摩利支天と違って、「逆境を転ずる」このような意味があります。この一つの説の中に、摩利支天の化身のひとつである「八咫烏」があり、八咫烏は皆さんがご承知の通り、神武天皇を熊野から大和へお導きした「導きの神」です。そして熊野というのは「死者の国」、大和は「生者の国」。したがって死からの蘇り、危機一髪の神武天皇を、八咫烏がお助けしたということです。ここで表現されている八咫烏の働きは、摩利支天のもう一つの働き、「逆境を転じて順境と成す」。今回の摩利支天の京都を巡るテーマの一つとなります。

【摩利支天(マーズ)】建仁寺
太陽から「コロナ」が吹き出しています。太陽のコロナの化身のことを「摩利支天」すなわち「マルス」マルスとは「マーズ」すなわち火星の神。火星の神は普通は戦いの神と言われていますが、実は戦いを中和させ終了させる神なのです。戦いに勝利者はいません。その精神は日本の相撲の起源に表れています。相撲をとって、互いに神の前に死力を尽くし、勝利も敗北もないことを神にお供えしたのです。これからすべての戦いに勝利者のない時代がやってきます。

オン・アニチ・マリシエイ・ソワカ

【大元帥明王(だいげんすいみょうおう)】東寺
この度の災害から出る波動は日本人の復活へのやる気を失くすものです。よってやる気を失くす人が多い。敏感な人は皆そうなっています。そこで登場するのが「大元帥明王」です。皆様に、国家の大災厄を、無難、小難に変える「大元帥明王秘法」を伝授いたします。

*大元帥明王は古代インド神話に登場する非アーリアンの鬼神アータヴァカ(Āṭavaka)に由来する。アータヴァカはインド神話において弱者を襲って喰らう悪鬼神とされたが密教においては大日如来の功徳により善神へと変じ、その大いなる力は、国家をも守護する護法の力へと転化させ、明王の総帥となった。 大元帥明王は大元帥の名が示すとおり、明王の最高尊である不動明王に匹敵する霊験を有するとされ、一説には「全ての明王の総帥であることから大元帥の名を冠する」と言われる。

ノウボウ・タリ・タボリ・バラボリ・シャキンメイ・タラサンタン・オエンビ・ソワカ


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