見出し画像

宇宙の創造経営理念「共存共栄」という世界

神様が、巨大な絵筆を使って様々な出来事を起こそうとしたら、4本の筆ペンが必要だった。

その4本の筆ペンで、巨大なキャンパスに絵を描く
神様は絵描きです。

こんなことを何度も何度も繰り返しているのが宇宙です。
創っては壊し、創っては壊す。

それは一見完璧に見えるのに、神は気に入らない。
焼きもののように、粉々にしてはまたつくり直すの繰り返しだ。

したがって、どこまでいっても宇宙は失敗作の連続だから
人間はある意味神の被害者かもしれない。

しかし神は、人間と同じで常に自己成長を続けている。
それは一刻も止まることがない。
日々自己反省をしている。

実は、今より前の宇宙はぬぐいきれない闇を抱えていた。

こうすればよかった、ああすればよかったと
神が心の痛みを抱えていたからだ。

その心の痛みを引きずりながら、次の宇宙を創るまで約311兆年。

前の宇宙は、一言で言うと「自己実現宇宙」だった。

今は「共存共栄宇宙」がテーマだ。

前の宇宙は、とにかく自分ががんばって
自分の能力をフルに発揮すればいい。
自分だけが花を開かせるというのがテーマだった。

そうすると、強者と弱者という差が生まれる。

強者は栄光に満ち幸福に満ちる

弱者は呪いと苦しみに満ちる

この両者の間でギャップが生じた。

ところが宇宙の寿命が来たので、前の宇宙はいったんクローズとなった。

しかしあいも変わらず今日の世界情勢は
アメリカの心理学者アブラハム・マズローの「欲求5段階説」
自己実現がすべてだと唱えている。

これは前の宇宙の記憶が残っているからだ。

自分が自己実現すればいい。
それは前の宇宙の失敗だ。
行き詰まって戦争が起きてタイムアウトとなった。

強者と敗者、勝者と敗者の世界

神様が、次の宇宙は共存共栄を目指すために
自らの大いなる息吹で創ったのが今の目に見える可視的宇宙だ。

前の宇宙の闇を浄化するためには、固定化された宇宙が必要だった。
この宇宙の中の闇を光に変える担当役が「人間」だ。

だから人間の努めとは、ウキウキ感をつくること、
ヤル気を燃やすことなのだ。

人間は悲しみを喜びに変える力を持っている。

これは天使にはできない。
天使は苦痛には耐えられない。
天使は人間の運勢を良い方に導くために
人生を早送りしたり「奇跡」を起こすことはできる。

今の宇宙の創造経営理念は、「共存共栄」がテーマだ。

それは、地球に生きる私たち一人ひとりのテーマでもある。

2023年1月8日 
超越気功協会(東京支部定例会) 
Dr.Shu 五島秀一


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?