見出し画像

全宇宙の生命体が宇宙から卒業するとき

根元(根源)に問いかける宇宙の冬の時代

意志、意欲の働きは、いついかなる時も必要です。

冬の時代に必要な「根元に問いかける」ということは、そろそろ脱皮して「霊的な存在」だと自覚すること。

自分は何をするために生まれてきたのか?

一人ひとりが、神、ブラフマン、大宇宙に質問しなければならない。
求めなければならない。

これが「求めよ、さらば与えられん」の本来の意味なのです。

ターゲットはいかなるときも大宇宙

いついかなる時も、僕の土俵、ダーゲットは「大宇宙」です。

この大宇宙の中に地球がある
そして地球の中に国家がある
国家の中で個人が生活している

だから、大いなるものがどうやって動くかを知らなければ、小なる生命体の幸福も、健康も、発展も、望むことができません。

フリードマン宇宙

実は一般相対性理論には、様々な解き方があります。

その中で、宇宙というのは、何度も大きくなったり小さくなったりを繰り返す「周期的宇宙論」というのがあります。

これは、ロシアの数学者、フリードマン(Aleksandr Aleksandrovich Friedmann;1888-1925)が導き出した「周期的振動」です。

そこで、大いなるものをフリードマン説に基づいて、僕の一定の仮説を加え、宇宙が今からどうなるか?を、読者の皆さんとともに味わってみたいと思います。

トロコイド (trochoid) 曲線とは、長い筒を机の上で転がしたときの点の動きです。

一番上のところが宇宙崩壊、そして縮小していって宇宙が熱的にエネルギーを蓄えていく。これは夏の時期を表しています。

宇宙にも春夏秋冬があり、この考え方が一つの論文で示されています。
これ自体は僕が考えたものではありませんが、宇宙の四季について、僕なりの解釈を加えてみます。

宇宙の春夏秋冬

まず宇宙には春夏秋冬という四季があります。

注目すべきは、いま私たちの宇宙はいったいどこにいるのか?
実は宇宙はいま、冬にいます。

だから私たちは、冬にあった生き方や考え方をすることが、宇宙の神様の心に一番叶うことになります。

春は物質のもとができる時期

春は、様々な素粒子や光などの、物質のもとができる時期です。

夏は新しい物質ができる時期

夏は新しくできた物質同士が相互作用して(体積が小さくなる)、時には反発したり、あるいは一つに融合して、新しい物質ができる時期です。人間でいうと思春期の時期にあたり、親に反発したりいい意味で自立したりする。もちろん宇宙の星と星の間でも、互いに反発したり融合したりを繰り返して、非常に激しい変化期が夏の時期です。

秋は解毒の時期

物理学では、生命を誕生させるためには、おそらく30億年くらいの長さが必要だろうと言われています。この間に海が解毒されて、地球には磁場が生まれ、生命が誕生する。宇宙が解毒の周期に入ったときに、地球では青い海ができてその中で生命が誕生した。

一般相対論が導き出された年数、スケールと、生命誕生の歴史が不思議なくらい一致します。秋の始まりを計算で出すと、約38億年前に宇宙全体が解毒の時期に入り、今から生命を作ろうとする時期に、地球では海の中で細菌が発生する。つまり最初の生命が発生した。

このように宇宙の四季を導き出した計算と、宇宙の流れが不思議なほど符合しています。

冬は自立する時期

冬は、星と星との間がかなり遠くなって、相互作用が減ってお互いに干渉することが少なくなります。人間でいうと、学校を卒業してそろそろ将来を考えようとするときです。

他人にとらわれずに自分はどう生きたらいいのか?
何を一生かけて追求するのか?

冬の時期の始まりは今から0.214億年前。すなわち約2140万年前に、宇宙全体が星と星との間がぐんぐん広がって、そろそろ自立する自分らしい生き方を求め始めた時期です。

冬の始まりと日本列島の誕生

冬の時期が始まった2140万年前はいったい何が起きたのか?

それは、ユーラシア大陸から日本列島が誕生したときです。ユーラシア大陸から東北日本と南西日本の二つの大陸の塊が、一つは反時計周り、一つは時計周りに周って、観音開きの形になって生まれた。

その間にできた溝がフォッサマグナです。

神との一体化を目指すために創られた日本

宇宙全体の動き、神様が「そろそろ自立して欲しいな、自分とは何なのか?宇宙の全生命に考えて欲しいな」というタイミングで生まれたのが、我が日本列島です。

この日本という国は、「神との一体化」を目指すために創られた。

僕はここに素晴らしいロマンを感じざるおえません。

方程式で導き出した宇宙の終わり

そして方程式で宇宙周期を計算すると、宇宙周期は、140.932億年です。
地球ができて138億年と言われていますが

なんとあと、2.932億、すなわち3億年足らずで、宇宙はいったん終わりを迎えることになります。

これは地球だけのことではありません。

全宇宙の生命体が、この宇宙から卒業していく時期が実は間近に迫っています。

しかも2932というのは、計算上の話であり非常に不安定な数字です。
もしかしたら明日にでも宇宙は崩壊するかもしれない。
そういう時期に来ているということです。

霊的生命体を自覚するタイミング

地質学では、6億年毎に超大陸が発生すると言われているが、とんでもない、それまでに宇宙がもたないでしょう。

私たちは今、ものすごい革新的な時期に来ているということを、理解しなければなりません。

だから私たちは、今日明日にでも、

「自分が霊的生命体」であるということを自覚しなければならない時期にきています。

人間存在の意義と聖者の悟り

さて、宇宙という途方もない話をしましたが、それが個人のライフスタイル、生き方と、どう繋がりがあるのか?

ここで登場するのが、密教やヨーガの根本思想です。

人間という小さな存在、その中心にはアートマンという不滅の生命体があるという教え。それが大宇宙のブラフマンと一体である。

このブラフマンのことを「梵天」といいます。

仏陀釈迦牟尼仏は、ピパラの木の下で解脱されて悟りを開かれたときに、最初に出て来たのがブラフマン、如来です。

その如来の一番トップが宇宙のブラフマンです。

私たちはこのブラフマンを動かせる
そこに人間の存在意義がある

私一人ひとりの想念や考え方や感じ方や気持ちが、大きな宇宙を動かすことができる。これが聖者たちの悟りです。ここにこそ宗教の存在意義があります。

もし私たちが自分を高めても信仰を深めても、宇宙や社会や歴史に何の影響を与えないのであれば、まったく意味がありません。

小なるアートマンは大なるブラフマンを動かす

古代ギリシャの哲学者、アルキメデスの「テコの原理」と同じです。

「私にテコを与えなさい。そうすれば巨大な星、地球も動かすことができる」

これは、ヨーガや密教の哲学と完全に同じです。

世界中の地殻変動

では具体的にどのようにして、小さな私たちが社会現象を動かすことができるのか?

最近インドネシアの火山の爆発など、様々な地殻変動が起きています。
スマトラ島沖、パダンの西南西およそ800km、震源の深さは24km。

今回起きたのはオーシトラリアプレートとユーラシアプレートで、フイリピン海プレートより少し下の方プレート境界で起きているので、直ちにフイリピン海プレートが動くということにはならないでしょう。

しかしプレートというのは、互いにくっ付きあっているので、玉突き現象でいつどこで何が起きるのかは予測がつきません。
これを解く方程式はありません。

衝突現象と電気の働き

地震、噴火に限らず、世の中に起きる現象とはいったい何なのか?

それは電気現象で、電気の力が働いて様々な現象が起きています。

身近な現象だと「衝突」という現象が一番多く、「熱」「摩擦」もそう。
日常で起きるほとんどの現象は、実は衝突現象です。

この衝突現象は電子の移動があることに注目してください。
もし周囲に電子がたくさんあれば、衝突が起きにくくなります。

マイナスイオンがたくさんあると、物体と物体の衝突も起きにくい。
ひいては人間と人間の摩擦も起きにくいでしょう。

水晶の埋設と相事象の働き

宇宙には春夏秋冬の四季があって、その都度、大きな銀河と銀河の衝突や生命の誕生という、たくさんのイベントを引き起こしてきました。

イベントが起きることで、次のステージに進む生命体もいれば、進めない生命体もいます。

その時に悲劇が起きないようにするにはどうしたらいいのか?
それは身近に電子をたくさん所有することです。

例えば昔、おそらく弘法大師空海もされていたことでしょう。
地震を防ぐために「水晶を地面に埋設する」

水晶を地面に埋設すると何が起きるか?

水晶はプレートや地殻が歪んだときに、その歪みによって電子をポーンっと出す働きをします。歪みが起きて地震が起きそうなときに、最初は小範囲で電子をポンポン出す。

それが密教の原理によって、小さな領域で起きたことが相事象の働きによって、大なるエリアにそれが波及的に広がったとすると、大きな地震も止めることができる。

そういう信念で「水晶の埋設」など、密教僧や空海もされていたと思います。

電子をたくさん放出するものを地面に埋めることで、結界を張りました。
それは水晶だけではありません。
歪みによって電気を発生させる石はたくさんあります。

奇跡を起こす「アートマン・ブラフマンの原理」

そういった石を、霊性の高い僧や修行者が山中で土の中に埋めて、災害を防いだと思われます。

最初は小さな領域に電子が放出される。
アートマン・ブラフマンの原理(と僕は呼ぶ)が波及的に広がれば、全体の揺れを止めることができるはずです。

これが奇跡を起こすメカニズムでしょう。
もちろん正当物理学者からすると荒唐無稽に聞こえるかもしれません。

しかし人間が、単に宇宙で起きていることを傍観者として眺めているだけのちっぽけな存在だとすれば、私たちがこの世に生まれた意義はほとんどないでしょう。

社会の中で矛盾を感じたり、あるいは災害で亡くなっていくたくさんの人を見て胸が痛くなる、なんとか助けたいと思ってその気持ちが全く通じないのであれば何の意義がありましょうか。

まだ解明されてはいませんが、
僕は、「アートマン・ブラフマンの原理」が確実に存在して広がっていくメカニズムが宇宙にあることを、確信しています。

人体のクエン酸サイクル

自然現象の破壊的な動きを止めるのに、水晶などの電子を放出するものが使われた。

では人間の体内ではどうでしょうか。

それは「クエン酸」です。
人体の中には、「クエン酸のサイクル」というのがあります。

そのクエン酸のサイクルによって、体の中にプラス電気が無駄に発生しないようにする仕組みがあります。

こんにち必要なのは、「日の丸弁当」です。
計算してみると、梅干し一つで弁当箱全体のデンプンを中和することができます。

米は胃袋に入ると酸性化し、梅は胃袋から十二指腸にいくとアルカリになる。中和すると摂取した炭水化物が全部エネルギーに変わる。

もし全部エネルギーに変わらなかったら、必ず余剰のプラス電気が発生する。

クエン酸をしっかり摂ることで、体内にたくさんの電子が発生するメカニズムを日本人は古来から作っていました。

その日本人の食生活を取り戻すことが、体内に過剰なプラス電気を発生しないようにする知恵でありましょう。

肝臓の働きを助けるクエン酸のメカニズム

今、私たちに必要なのは「クエン酸のメカニズム」を採り入れて肝臓の働きを助けることです。

免疫細胞が活躍する場所が肝臓です。肝臓は全身の血液をモニターする、全身の血液は必ず門脈を通って肝臓に入る。

血液の中に異物があればそこで勝負がつくはずなのに、現代は飽食の時代で血液を酸性化して肝臓の解毒機能、免疫機能が落ちてしまった。

免疫機能というのは優先順位からすると下の方にあるので、体内に無駄なエネルギーを摂り入れれば摂り入れるほど、免疫の働きが弱るという仕組みです。

宇宙は38万年の間薄もやの状態だった

宇宙ができて、何と38万年間は「光」が身動き取れませんでした。
だから「薄もや」が掛かっていた。

大宇宙ができて38万年間は、実に「光」のない状態だった。

働き者の電子にその進路を阻まれて、宇宙全体がボーッと霧がかかったように霞んでいた。これは何を意味するのでしょうか?

電子の働きは偉大ですが、要所要所において、大切な生命の基盤である宇宙、人体、地球が壊れないように豊富な電子が守ってくれています。

それだけにおんぶに抱っこ、甘えていたのでは文明は生まれなかったということです。

電子を埋設する、クエン酸をしっかり摂って、人体や地球環境にマイナスイオンを増やしましょうとは言っても、この宇宙の歴史を素直に眺めると、それだけではダメです。

それだけでは「光」が活躍しません。

光の誕生と縦軸横軸

それにはプラスアルファが必要です。

宇宙の歴史を見ると、実は38万年後に「光」が誕生しています。
光とはいったい何でしょうか?

光というのは物理的に見ると横波です。
物事の仕組みを表現するときは「縦横」と言っても「横縦」とは言わない。

縦軸が定まって、初めて横軸が成り立つ。
横軸が光、縦軸は縦波で音、言葉です。

この縦軸の音を発して、初めて横軸の光が誕生した。
旧約聖書にある、「見よ、神が光あれと宣うと、光が生じた」

光があると宣言しない限り光は生まれません。

私たちは意志の力を働かせて、言霊で表現して縦波を発生させない限り、横波の光は発生しません。

2022年12月 Dr.Shu 五島秀一
撮影協力 足立療術院


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?