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仏性が開く時 それは蓮の花が開く時(2022年8月)

もともと菩薩というのは、1人1人の中から仏性を引き出すという役目です。

如来になると、引き出された仏性を活用します。

実は仏性が開く時というのは、蓮の花が開く時と一緒です。
蓮の花というのは、綺麗なところからではなく、汚いところからしか咲きません。

問題は、汚いところから、なぜ綺麗なものができるのか?
ここに菩薩の秘密があります。

どうやれば綺麗な花が咲きますか?
どうすれば素敵な人生を送れますか?

と、みんなが菩薩に聞きますが、意外な答えが返ってきます。

開けばいい、開きさえすれば全部綺麗なのです。
開きさえすれば美しくなるのです。

と、教えます。

すると沼の中でワナワナと握り拳を震わしていた人間が、パッと手を開く!!
これが蓮の花だ。

開けばいい、発表したらいい、
思い切って打ち明けたらいい、表現したらいいんだよ。

何を発表し、何を表現するかより、行為が先なんだ。
動詞の方が大事なんだ、開くことが大事なんだ。
これを毎日毎日教えているのが観音様だ。

行為が仏であり観世音だ。

観音というのは、音を観ると書く。
音というのは行為なんだ。
人は行為したものを観る。

つまりどうやって1人1人が自分を表現するかだ。

自己開花することが観世音菩薩だ。

みな、良いものを創ろうとしたり良い人生を送ろうとして悩む。
そうではない、創ること、生きることが大事なんだ。

弥勒と地蔵と観音は菩薩界で一つになって人間を救う。

弥勒は意欲を、観音は正直な気持ち、地蔵は行為をほめてくれる。
花は天にあるものを全て映す。

コスモスは銀河系の形を表し
ひまわりは太陽を表し、中心の黒いタネは太陽の黒点

蓮の花はホワイトホールとブラックホールを表す。

この世は愛と知恵がバラバラだが、愛を知恵に変え、
知恵を愛に変えて、ひとうにするのが観音の働きなんだ。

2022年7月31日 秩父今宮神社
2022年7月31日 秩父岩谷山 久昌寺


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