見出し画像

大天使ガブリエルとともに〜光の道へ

この子は生前、霊界に行って、先祖霊を救いにいってましたね。表面的には動けないし語れないですが、はっきりと(祖霊を)見ていました。

彼は間違いなくあの世で仕事をしています。霊界には人が犯した過ちを修正する係がいます。彼はそのグループに属しています。そのグループはこの世では活躍できない人たちです。(この世では)寝たきりの人だったりします。

この世で成功する人でも、人を殺めたり自殺したり過去の過ちを繰り返す人、これらは本人では償えないのです。それで霊界から派遣される人たちがいます。そのグループに息子さんはいます。

この世的には辛くて大変でしたが、今その仕事をしていると本人が言っています。
Dr.Shu

はい
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐きます

あなたの前に、大きなパイプオルガンが置いてある、小さな小さな素敵なステンドグラスがいっぱいある教会。

その礼拝堂の前で、あなたは手を合わせています。
その礼拝堂は、システィーナ礼拝堂と呼ばれます。

この礼拝堂は、その基礎は18世紀の終わりにつくられ、もちろんそれ以前からもありましたが、しばしば、イエスや聖母マリアが訪れる神聖な場です。

そしてそこであなたは、この18世紀の終わりに、礼拝堂で手を合わせていますと、聖書の中に、

「見よ、聖霊は鳩の如く神の近くにいて御業をなしたもう」
という一説があり、「なぜ鳩なのか?」そのことに思いを集中し、巡らせています。

そうしますと、眼の前に本当に、両方の翼が8メートルもあろうかと思われる聖霊、大天使がやってきます。

この時代あなたは、二人の子どもを持ち、そして二人とも大きな戦争に駆り出されて、戦死してしまいます。

母親でありながら、自分よりも先に死んでしまった子どもがいると、母親はとても辛く、自分は母親としての務めを果たせていないのではないか。

自分には、どこか大きな間違いがあるのではないか。
母親として失格ではないか。

そんなふうにして自分を責める思いで、礼拝しておりました。

そして、大天使が現れたときに、あなたはこう聞きます。

私のような、母親として失格の人間に、神様に手を合わせる資格があるのでしょうか?

すると天使は、このとき来た天使はガブリエルであります。

何もかも満たされているものが、どうして神を求めるであろう?
のどの渇きを感じるものだけが、水を飲む。
神に飢えているものだけが、神を求める。
あなた方の不幸があればこそ、神を求めるのだ。
この世の成功も不幸も、まったく取るに足らないものなのだ。
大切なのは、それをきっかけとして、神を求めるかどうかだ。

こんな話をします。
それを聞いてあなたはホッとしました。

何かを成し遂げたから、神の近くに行くのではありません。
神を切に求めたから、神の近くにいくのです。


この世では、何かの気持ちを持っても、きちんと結果を出せなければ評価はされませんが、あの世はそうではありません。

何かを切に乞い願う。
それが天国に至る、最大の鍵なのです。

しかしよく覚えておきなさい。
今の時代は物質文明の時代ですから、結果が出せない人間は、どんどんと競争に敗れて、隅に追いやられます。

しかし2000年を過ぎたある時期から、真剣に乞い願うものだけが、結果を出せる時代が来ます。

それは太陽に住んでいる天使たちが、地球に住む人間の思いを鏡のように反射する時期が来るからです。

そしてこうなりたいと願えば、太陽に住む天使たちが、

「それではそうなりなさい」と、鏡のように想念を返します。

そんな時代が来るのです。

どの惑星においても、言霊の法則というのがあり、どの惑星においても念じたことがそのまま形になりますが、地球だけがずいぶん遅れていました。

科学といえば、モノを中心に考えるクセがついてしまいましたが、言霊というのも科学なのです。

良い言葉を使えば、必ず良い結果が生まれる。
信仰だけでは十分ではありません。
神を真剣に求めながら、明るくて、元気のある言葉を使うことです。

信仰の法則と言霊の法則。
この二つによって、はじめてその惑星に幸せがやってきます。

そんなことを聞かされながら、あなたはこの18世紀の終わりに、大天使ガブリエルによって、言霊の法則というものを教わったのです。

こうしてやがて人は、信仰心を持って明るい言葉を使うことによって、人生を自由自在に生きることができる。

それを聖霊の働きとも呼び、「鳩の働き」とも呼ぶ。

洗礼者ヨハネが、イエスキリストにバプテスマを施したとき、天が割れて、聖霊が鳩のように降(くだ)ったと述べられています。

こうした啓示を受けて、あなたの信仰心は、ますます確実に堅固なものとなりました。

そして、その礼拝堂からの帰り道で、あなたは大天使ガブリエルから試されました。

炎天下の中で、道路に一人の老婆がうずくまっていました。
哀れに思ったあなたは、その老婆に近づいてこう尋ねます。

どうされましたか?

お腹が空いてるんです。朝からペコペコで何も食べていません。
どうか食べ物を恵んでくださいませ。

もちろん家が近くであれば、食事を提供できましたが、その礼拝堂から家までは、歩いても最低でも1時間以上はかかります。この老婆の状態では、到底歩くことはできないでしょう。

そこでさきほど、ガブリエルから教わったように、真剣に祈りました。

どうかこの哀れな老婆に食べ物や飲み物を分け与えてください。

しかし30分祈っても、まったく返答がありません。
30分後に、再び羽の生えた大天使ガブリエルがやってきました。

聖霊さま、私の祈りは聞きとどけられたのでしょうか?

すると大天使はこう答えました。

人間にできることは人間がする。
人間ができないことを神や聖霊が代わって行うものだ。

祈っても奇跡が起きないということは、まだこの人間にはやるべきことが残っているということだ。

それはどういうことでしょうか?

一歩進んで聞きました。
するとガブリエルは、こう答えます。

どこでもいい。近くの家を訪ねていって、どうか申し訳ないですが、食べ物か飲み水を少しだけ分けてくれませんか。そう言えばいいのだ。

その通りを老婆に伝えました。
すると老婆は、

無理ですよ。私のようにみすぼらしいものが家を訪ねていっても、断られるに決まっています。

でも聖霊さまはできるとおっしゃってますよ。

そんなことはありません。無理に決まっています。
それは誰かが教えたんですか?
いいえ、きっとそうであるに違いありません。

あなたは、自分を好きになることが大事なのではないでしょうか。
好きになればこそ、この自分に、どうか食べ物か飲み物を分けてくださいと言えるのではないでしょうか。
あなたはとてもチャーミングですよ。
自分で思っているほど、つまらない人間ではありません。
聖霊さまがそうおっしゃっています。
さあ、気を取り直して家を訪ねてごらんなさい。
あなたならきっとできます。

最初は半信半疑でしたが、老婆は嫌々立ち上がって、近くの家に行きました。

そして気を取り直して、こう尋ねました。

一杯のお水か、一切れのパンを分けてくださいますか?
そうすれば私はとても喜びます。
私はいま、自分の心を体を癒やしてあげたいのです。

するとその正直な態度が人の心を開かせたのでしょうか。
奥へ案内されて、一切れのパンどころではなく、たくさんの食べ物と飲み物を与えられました。

その家から出てきた老婆にあなたは聞きました。

どうでしたか?

予想外に私は素晴らしいおもてなしを受けました。
私はすっかり人が好きになりました。
あんな素敵な人がいるなんて、今までの私の人生にはないことでした。

そして気がついたんです。
どうせ世の中には、ろくな人がいないと思っていた私の心が、ろくでもない人を引き寄せていたんだと。
今日から心をあらためます。

そしてあんな素敵な人のために、何か素敵な服を編んであげたいと思いました。

こうしてやがてその老婆は、少しずつ編み物をしながら、人々素敵な服や、テーブルクロスをつくって、たくさんの人々に喜ばれたのです。

大天使ガブリエルは、物乞いをする人にモノを与えるのではなく、自分のことを大好きになって、たくさんの人々に心を開いて、自分に必要なものを、しっかりと主張することを教えました。

そしてこの老婆は、たった一度の一切れのパン、一杯の水ではなく、それこそ生きている間、半永久的に、自分の生活を豊かにする魔法の力を身につけました。

一番大事な言霊は、相手を勇気づけること。
相手が自分で自分を信頼できるように導くこと。
これこそが最大の言霊の法則と言えましょう。

このようなことであなたは今から、日常生活すべて、身の回りの出来事に対して、毎日毎日祝福の言葉を投げかけ、出会う人すべてに、自信と勇気を与える、そんな役割を、天使とともに、亡くなったご子息とともに、行うようになります。

光の道を歩む時がきました。

はい
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐く

もう一度
ゆっくり息を吸って
ゆっくり吐く

ゆっくり目を開けて

2024年7月7日 
タマシイヒーリング by 五島秀一
画像 Wikipediaシスティーナ礼拝堂


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?