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真面目にやってさえいれば...

"「真面目にやってさえいれば、
いつか評価してくれるだろう」
そんなのは大間違い。
毎日必死に「自分はこんなプレーができます!」
「自分はこのプレーが得意です!」
とアピールし続けないと!!"


自分がモンテディオ山形のジュニアユースにいる時に、クラブハウスの中に貼ってあった。
ポスターとか、スローガンとかじゃなく
普通の白のコピー用紙に印刷して貼ってあっただけだったが、なぜか記憶に残っている。

思い返せば自分はおそらく「真面目に取り組んでいる」と言われるような事が多かったのではないかと思う。

・人よりも練習に早く来て
・人よりも遅くまで自主練習をして
・人の話を聞き
・言われたことをすぐに理解できる
など要約すると「真面目だ」みたいな部分を評価してもらって試合に出る事ができた時期はあったのかな、と思っている。

自分としては一生懸命だったかもしれないけれど
例えば自分が遅くまで自主練習をする事が
「誰か見ていてくれないかな〜」
みたいなことに過ぎず、本当に自分が上手くなりたい部分をトレーニングしていたり、本当に苦手な部分の克服のために取り組んでいたのかと聞かれたら、答えはNoとは言わないが、そんな事ない!と胸を張って言えるものでもなかったように思う。


今、自分がしていることもそうなのかもしれない。
「自分はこんだけやっているから文句言わないでくださいよ」
そんな想いは少なからずある。
「そんなに意見があるなら、やってみろよ」
そんな事を思う時だってもちろんある。


いつだって「真面目に取り組んでいるアピール」
(自分はそんな事を認めたくはないけれど、おそらく多数の人はそう見えている)
が自分を支えてきたのかもしれないが、色んな選手、保護者、学生を観ていても、自分の力の無さや力がなかったなぁと思う事にすごく後悔もする。


じゃあ結果が全てかと言われたら
何も持ってそれが"全て"とするからわからないけれど全てなのかもしれない。

ただそれが"全て"であっても"意味のないもの"とは思わない。
自分がこれまで「真面目アピール」をしてきたことも確実に力になっている部分はある。
選手達にも保護者の方にも少なからず伝わっている部分だってある(はずだと信じたい、という事しかいえないのはまだまだ力不足だなぁとも感じる)


"「真面目にやってさえいれば、
いつか評価してくれるだろう」
そんなのは大間違い。
毎日必死に「自分はこんなプレーができます!」
「自分はこのプレーが得意です!」
とアピールし続けないと!!"


最近たまたま入団できたJ下部での出来事がすごくフラッシュバックしてくる事がよくある。
もっと自分に素直になればよかったし、
自分の信念で頑張り続ければよかったと思う時だってある。
後輩が昨年に卒業ブログで書いていた「偽りのチーム愛」に近いものも感じる時だってある。

https://note.com/tgusoccer/n/n8f6ad45d4678

それでもその悩み(悩みというレベルに達してもいないけれど)がある事こそが
今の自分の糧になっているのかな〜とも感じます。

未来の山形の為に全力を尽くします。 夢の叶え方を教えられるような教育者になります。 よろしければサポートいただけたら嬉しいです!