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カッコいい”オジサン”を目指して

大学生に間違われる31歳

僕は今年の7月で32歳なんですが、なぜかよく大学生と間違われます。
頭がガキンチョなのとテンション高いのと常に私服だからかなと。

前に「世界とインバウンドについて学ぼう」という高校生・大学生向けのイベントに意見が欲しいと招待されて、当日行くと受付の人にうまく伝わっていなくて、学生と勘違いされて誰も座らない一番前に通されて講師の人に何度も「大森くん、これわかるかな?」と指名されて答えると「すごい!」と言われてひたすら指名されると言う流れになりました。

この前もイベントで出会った初対面の24歳の女性に、「大学何年生?就職相談乗れるので、いつでも連絡してね!」と言われたので、「4年生です!ありがとうございます!」と答えておきました。

ギャグような話なので半分笑い話のつもりでフェイスブックとツイッターに投稿したのですが、若く見られるってことに実は本気で取り組んでいたりします。

若い人の価値観を否定しない

世の中は若い人たちの考え=時代でもありますから、時代を読めなくなると年齢関係なく”おじさん”になります。
若い人の価値観を否定した瞬間にオジサン化が始まります。
典型的なのは「最近の若者は〜」と言うジジイですが、僕は絶対になりたくありません。
そもそも今は昔よりも価値観が多様化していますから、若者という世代で一括りにすること自体が間違っているかもしれません。
なので、うちの会社の若いスタッフの考え方に驚くことはありますが、若さではなく個人の問題と捉えるようにしています。
とにかく僕は頭の柔軟性では若さを維持したいと思っているのです。
これは決して若づくりをするとは全く異なる話です。

若い人と交流することで若さを維持する

若さを維持するために、若い人とたくさん付き合うようにしています。
僕は今31歳ですが、よく大学生とご飯に行ったり飲みに行ったりします。
僕はJLBという会員制の国際交流サービスを運営しているのですが、そこには高校生や大学生など若い人がたくさん登録してくれています。
そのお陰で彼らと交流が生まれて、今流行っている言葉やアプリなどいろいろ教えてもらうことができます。
やはり年々自分の老いを感じます。
若い人の話を聞いていて「え?なにそれ?」となることが歳を追うごとに増えているんです。
こうなった時に否定するのではなく、「なるほど」と思うようにしています。
そして、自分に取り入れられる部分をすぐに探し始めて、その瞬間からその感覚を自分の中にも取り入れます。
若い人との交流から得られることは恐ろしいほど多いです。

若い人に会いたいと言われ続ける人生を

先日『若い人に会いたいと言われ続ける人生を』という記事を書いたのですが、若い人に会いたい、話したいと思ってもらえないと若い人との交流は止まり、若さを維持することはできなくなります。

ニワトリタマゴではないですが、若さを維持しているから若い人とも交流できるし、若い人と交流しているから若さを維持できるわけです。
若い社員に飲みを断られるオッサンをよく見ますが、その人は既に悪い意味で若さをなくしているわけです。
そうなるとまず自分自身が変われないと若さを維持できないことになります。
誰もが若い時(最先端)があるわけですが、20代も後半になると圧倒的に多くの人がおっさん、おばさん化します。
このおっさん、おばさん化を遅くすることだけでもビジネスでもプライベートも充実してくるはずです。
もちろんいい意味での若さを維持するってことなので、僕は良い歳の取り方をしたいと思っています。
一見矛盾するようですが、若さを維持しながらいい味を出しているかっこいいオジサンになりたいです。
僕にとって宮崎駿さんとか高城剛さんとかカッコいいおじさんです。
そんな人たちになれるようにこれからも否定をせずに生きていきたいと思います。

若い方々へのメッセージ

最後に若い方々へのメッセージを一つ。
今若い人たちも確実におじさん、おばさんになります。
今ジジイ、ババアと言っているかもしれませんが、自分がそう呼ばれる時がきます。
ですので、皆さんも悪い意味でジジイ、ババアにならないように自分より若い人たちの価値観を否定せず、「最近の若いやつは〜」なんて言わず生きていって欲しいと思います。
皆さんが思っている以上に自分が老いるのはあっという間です。
ぜひぜひ若い時からここは意識してもらいたいと思います。
お互いがんばりましょう。

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