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自分を守ってくれるのはスキルと仲間

起業家というとお金を持っていそうなイメージがあると思いますが、おそらく多くの起業家はお金を持っていません。
起業家として目立っている人が成功者ばかりなのでそういうイメージがあると思いますが、周りで起業している人たちの話を聞いたり自分自身の経験を考えるとお金がない人の方が多いくらいです。
僕は事業を始めて7年目ですが、4年目くらいまで手取り10万ちょっとでした。
最初の数年は本当にお金がなかったですし、少し稼げるようになって余裕ができたら人を雇ったり会社にお金を貯めていたので、僕個人は本当にお金がありませんでした。
とはいえ僕はまだマシな方で、周りの起業家からはオフィスにマットを敷いて住んでいたり、家賃が払えなくて滞納しまくったり、借金地獄に陥ったりとたくさんの貧乏ストーリーを聞きます。
特に僕のように20代で起業した若手起業家組はこういう人も多いです。

僕の起業当初の話は以下の記事でも書きました。

そんな貧乏生活を送っていた僕も今はある程度余裕がある生活をしています。
とはいえ、コロナのような危機が来れば一瞬で貧乏起業家に急落することももちろんあります。
うちも昨年の6月には一時月収15万円と倒産しかけました。
いつどんな危機がくるかもわからない起業家という仕事ですが、そこで頼りになるのはスキルです。
ビジネススキルさえしっかりと身につけていれば、またゼロから挑戦することができます。
そのためにも毎日挑戦をして経験を積み、本を読み、先輩方にアドバイスをもらって自分のビジネススキルを身につけています。

もう一つ重要なのは信頼できる仲間・友人がいることです。
僕は年下の人とご飯に行ったりするとご馳走することが多いですが、お礼と言われた時によく「いつか僕は事業大失敗したら牛丼奢って」と笑いながら言います。
もちろんこれは冗談であるわけですが、実は半分本気の部分もあります。
もし自分がピンチの時にご飯を奢ってくれる人が365人いれば、僕は生きていくことができます。
実際に今までお金が本当になかった時に友人や先輩から奢ってもらったことは数え切れないほどあり、逆に困っていそうな友人や後輩に奢った数も数え切れないほどあります。
人間どんなことがあるかわかりません。
今どんなに上手くいってもどん底に突き落とされることだってあるわけです。
なので、お互いに困った時に助け合える仲間がいることが大切です。
自分が困った時だけ「助けて」と言ってもダメなんです。
普段から信頼関係がないといけません。
そういうわけで普段から周りの仲間を大切にすることはとても大切です。

起業家という不安定な仕事をしているからこそ、常に何があっても良いように考え行動しています。
今後の時代は起業家ではない一般の社会人でも同じように危機がたくさんある時代になると思います。
そのためにも今からスキルをしっかり身につけることと仲間を大切にすることを意識してみてくださいね。

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