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連れ連れ草

連れづれ草900_1

「連れ連れ草(ツレヅレグサ)」
(Tsure-zure-gusa)

1.比較的見晴らしの良い荒れ地、草地に自生する事が多いですが、建物の物陰等に自生する事もあります。

2.大きいもので全長1.5m程に成長します。

3.必ず4から5房の群体で自生し、互いにもつれ合うように生育します。

4.通常の草花でいう所の雄蕊、雌蕊の部分は肥大化し、巨大な眼球のような水晶体へと成長します。そのため、生物区分上植物ではないとも言われています。

5.「眼球」の中には所謂「黒目」にあたる濃い赤色をした球体が確認でき、群体は必ずいずれも同じ方向を見ています。見る方向はその日やタイミングによって変化するようです。

6.他の動植物を捕食する様子は一切見られません。また、理由は不明ですが他の動植物から捕食・伐採される事も皆無です。日光がほぼ当たらない場所でもほぼ問題なく生育するため、何を栄養源としているのか、そもそも何のために生えているのか、何を感じ何を楽しみとし、何に危機を感じ、何を恐れるのか等は一切不明です。

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