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中小規模プロスポーツの集客ってこんな感じ②

さて昨日に引き続き中小規模プロスポーツチームの集客について書いていきたいと思います。昨対400%の目標に対して僕が要求したのは2点。

追加人員を最低1名と現実的な目標設定を

現状集客活動としてマーケティング部門で関わっている人間が、部門責任者としての部長(この人はすごい人ですが、マーケティング特化の人間じゃないのでミスマッチングで苦労されていました…。)、チケット担当兼部門リーダーとして僕、グッズ・営業権益対応で1名、外部委託の演出等統括の計4名でした。※その他に会社運営に関わる管理人員が4名、育成部門に4名と中小規模チームにしては人員は多かったと思います。
とはいえ基本全員が兼務状態。当然っちゃ当然なんですが、なんといってもこれにもう1チーム(複数プロチームを有している会社でした)の運営も並列していくので、どう考えても集客やマーケティング施策を回していくには人員が足りないと思ったので、最低1名を僕が集客に専念するかその追加人員にやってもらうかを検討するために要求しました。

結果は追加人員なく、且つ目標は400%のままシーズン準備スタート

残念ながら追加人員の希望は叶いませんでした…。理由は明確にはわかりませんが、募集への応募数の少なさか、予算を割かないこととしたか。業界的にやはり出入りが激しいのである程度の耐性を持っている人で、スキルを持った中途希望者を欲するのがあるあるなのですが、これがなかなかどうして採用できないようなのです。とはいえシーズン準備をしなければならないので、現行人員で準備をしていきます。

年間興行のイベントは例年通りで回していくのが吉

僕もそうなのですが、スポーツチーム運営をやっているひとの多くが「エンタメ企画を考えるのが好き」な人たちだと思います。これはすごくいいことだと思うのですが逆に考えすぎて別のことに使うべき時間を割けないくらい色々とイベントを積み上げてしまうことがあります。なので、年間の試合に対して山場と通常運転の試合を決めて集客施策を分けることにしました。キーポイントではゲストやギブアウェイを活用しつつ、その予算を営業と協力し確保していくプランで、通常試合はいかにコアファンの再来場を作りそのほかに招待・優待活用や広報をしていくかで設計していきます。

楽天ゴールデンイーグルスの運営をしていた方に聞くと、イベントの大枠はほぼ毎年同じ。そこに思考や時間を使うのではなく、どうやってそこに人を集めるかを考える方にかけるとのこと。野球やサッカーの方々先人たちを真似させてもらえるのが一番良いとわかった2年目でした。

今日はここまでにします!

やっぱり振り返りながら書いていると思考があっちこっち行ってしまって、読みづらくなってしまいそうですね(笑)とはいえせっかく①.②と始めてしまったので、書ける日にはこの内容も深掘っていけるように頑張ります。よしよし、続いているぞ(4日目)。

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