収入は仕事選びで8割決まる!
あなたが働く理由は何ですか?
この問いに対して、いろいろな回答が出ると予想されるが「収入」の2文字は必ずといっていいほど入っていると思う(もし入ってなかったら相当資産家に違いない笑)。
働く理由の全てではないにしろ、お金を稼ぐというのは仕事選びの中ではとても大事な要素である。
転職で成功した、という時に語られる理由で給料が上がったという話題が多く出ることからも、その重要性はあながち間違っていないように感じる。
ただその時に、収入は何が決め手になっているか?ということを深く理解している人はどのくらいいるだろうか?
この点を理解していないと、努力をしても成果を出しても、それに対しての満足な対価を得ることはできない。
仕事選びがとてつもなく大事な理由
結論から言うと、「仕事の選択」が収入という要素を決めるほとんどのウェートを占める。
例えば、大谷翔平選手が10年で1000億円の契約をドジャーズと締結しているが、日本のプロ野球でその収入を得ることはホームランを100本打っても不可能というように、同じ努力をしても選ぶフィールド次第でもらえる報酬は変わってくる。
もっと現実的にいえば、地方銀行でトップセールスになっても年収1億にはならないし、介護士で年収1000万円は施設長になっても無理。
その人の能力が低いとか努力をしていないということではなく、構造的に不可能ということだ。
逆にいえば、総合商社で凄い成果を出さなくても年収1000万円は軽く超えるし、キーエンスでは周りと同じ成果を出せば年収2000万円になる。
つまり、自分がどのような仕事を選択するか?ということで、収入が高くなるか低くなるか?ということが決まってしまうのだ。
ちなみに僕は新卒で金融機関に入社したが、その理由は「法人営業」という仕事において売る商材は違えど、抽象度を高くしたらどれも本質は同じじゃない?ということを思い、それだったらなるべく給料が高い会社に行こうと思って選択したのだった(本当は総合商社志望だったが)。
ちなみに、シンプルに収入を軸に決めることができたのは、自分自身が興味があるなしとか、一緒に働く人がどうとかっていう部分については気にしないタイプだったのは理由として大きいかもしれない(実際に働く決め手の一番が「人」っていうケースが多いと思うので補足しておく)。
その後、自分の視野を広げたときに金融機関が対して給料が高いわけではないということ、時間軸という要素を見たときにベストな選択ではなかったということに気づき、キャリアチェンジをして今に至るというわけである。
時間軸という要素の重要性
という話をすると、「今だったらコンサルかエンジニアを選べばいいんですか!?」と聞かれそうなのだが、個人的にはそれは「思考が浅い」と言わざるを得ない。
なぜなら、長期という時間軸で考えた時に、エンジニアやコンサルはChatGptなどのテクノロジーの影響により、プロスポーツの世界のように一部の人がとてつもなく稼ぎ、それ以外はそこそこ、というような感じになると思われるからだ。
特に近年ではコンサル業界に入る人がとてつもなく増えているが、コンサルをお願いしたいという会社が同じくらいの勢いで増えない限りは、仕事が余ってレイオフされるようなことが事態が起こると考えている。
既に人気になってからでは遅いし、数年ではなく数十年単位で物事を捉えるということが大事なのではないだろうか?
最後に、今回は収入を高くすることをテーマに記事を書いたので、それ以外の要素を無視してしまったが、仕事の軸は個人の価値観で決めればいいと思っているし、収入が低い仕事がダメだとか選ぶなといっているわけではないということを誤解のないように付け加えておく。
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