新社会人必見!SNSを悪用した犯罪から身を守る方法
はじめに
新社会人として働き始めると、SNSを活用して同僚や友人とつながる機会が増えます。
しかし、SNSの便利さの裏には犯罪のリスクが潜んでいます。
今回は、新社会人が注意すべきSNSを悪用した犯罪の種類とその対策について解説します。
SNS詐欺の種類
SNSを利用した詐欺にはさまざまな種類がありますが、特に注意すべき代表的なものを以下に紹介します。
1. 投資詐欺
SNS上で「必ず儲かる」などといった投資話を持ちかけ、実際には偽の投資グループに誘導してお金をだまし取る手口です。
詐欺師は著名人や投資の専門家を装い、被害者に信頼感を持たせます 。
また、詐欺師が初回の少額投資で利益を出して信頼を得た後、高額投資へと誘導する手口もあります。
2.ロマンス詐欺
SNSで知り合った相手が恋愛感情を利用して金銭を要求する手口です。
初めは親しくなるためのやり取りを重ね、次第に「緊急の資金が必要」といった理由でお金を騙し取ります 。
3. チケット詐欺
コンサートやスポーツイベントのチケットをSNSで「譲ります」と装い、代金だけ受け取ってチケットを送らない手口です。
個人間取引を装うため被害に遭いやすいです 。
4. 当選・支援金詐欺
「当選しました」「支援金がもらえます」といったメッセージで手数料を騙し取る手口です。
有名企業の偽アカウントを利用し、信用させる場合が多いです 。
また偽のウェブサイトを利用する場合もあります。
5. フィッシング詐欺
偽物のサイトに誘導し、偽のログインページにログインをさせてクレジットカードや銀行口座情報を盗む手口です。
6. 出会い系詐欺
魅力的なプロフィールで接触し、金銭を騙し取る手法です。
また、別のサイトに誘導してポイント購入を促すこともあります。
7. 副業詐欺
副業セミナーや情報商材の販売を通じて金銭を騙し取る手口です。
最新の詐欺事例
最近では、SNS上で有名な起業家やスポーツ選手になりすまして多額の投資を持ちかける手口が増えています。
これにより消費者金融で借金を重ねる被害者も出ています。
また、SNS広告で著名人の写真を無断使用し、投資勧誘を行う詐欺広告も増加しています 。
詐欺の心理的手口
SNS詐欺では詐欺師が被害者に心理的安心感を与える手口が多く使われます。
例えば著名人になりすましたり、同性の同年代のフリをしたり、投資専用アプリで虚偽の利益を表示することで信頼感を醸成します。
また、恋愛感情を利用して被害者を投資に誘導する「ロマンス詐欺」もあります。
対策方法
新社会人がSNS詐欺から身を守るために、以下の対策を実践しましょう。
1. 個人情報の保護
個人情報を安易に公開しないことが重要です。
名前、住所、勤務先などの情報を公開すると、詐欺師などに狙われるリスクが高まります。
2. 怪しいメッセージには注意
知らない人からのメッセージや、急にお金を要求してくる内容には注意しましょう。
特に「必ず儲かる」「緊急の資金が必要」といった内容は詐欺の可能性が高いです。
3. 証拠を保存する
万が一詐欺に遭った場合、メッセージの履歴や送金記録を保存しておきましょう。
これらの証拠が後の対応に役立ちます 。
4. まともに相手をしない
当選やプレゼントの案内が届いた場合は、間に受けることのないようにしましょう。
5. 専門家に相談する
詐欺の被害に遭った場合や疑いがある場合は、警察や消費者センターに相談しましょう。
警察の相談専用窓口や消費者ホットラインなどのサポートを活用することも重要です 。
法的措置とサポート
詐欺被害に遭った場合は、証拠を保全し、警察やサイバー犯罪相談窓口に通報することが重要です。
また金融機関への連絡も速やかに行い、専門家に相談することが推奨されます 。
まとめ
SNSは便利で楽しいツールですが、使い方を誤ると大きなリスクを伴います。
新社会人として、SNSを安全に活用するためには、詐欺の手口を知り、適切な対策を講じることが大切です。
自分の身を守るために、日頃からセキュリティ意識を高めておきましょう。
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