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デトックスが効かない場合もあります【トイレの話】

わが家の3人の女性が朝から騒いでおります。

「トイレの水が流れない」

「手を洗う水が出てこない」

どうせ、何か詰まっているんだろうと思ったぼくは、さっそく作業にかかります。

水栓を閉めて、

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フタを開けます。そして、プラスチックカバーも外しました。

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このフィルターカバーを開けてお掃除。

やはりプラスチックの布キレみたいなのが詰まっています。

それを取り除いてから、あちこち気になるところを掃除しました。

でーと、

元に戻して水栓を開けますと、ジャーと水が出はじめました。

鼻高々です。

103歳は、「器用だった曾祖父の血を受け継いでいる」などと神様あつかいします。


それから、20分ほどたちまして、また女性陣が騒ぎはじめました。

「やっぱ、水が出てこない」

そんなわけないだろう、とぼくは向かいます。

シューシューという音がしていますが、水は出ていません。

開けていろいろ調べてみましたが、分かりません。

しかし、水栓を閉めてから元のように開けると水が出はじめるのです。

103歳は、「やっぱり専門家を呼べ」と言います。

"やっぱり"って何だよと思いました。

でも、これはぼくに与えられたクイズです。

母親の家系の血を多く引き継ぐぼくには、他人に答えを訊かないという悪い癖があります。

親戚たちも、道に迷ったとき、人に道を尋ねません。

道に迷ってバックして後ろのガラスを割っても聞きません。


水栓をいったん閉めてから開ければ水はたまります。

あるいは、シューシューいっている箇所から水が漏れているので、長くかかりますが、水は溜まります。

問題は、たて続けにトイレを使ったときに生じるのです。

トイレを使ったら、ぼくに教えてほしいと言って間に合わすことにしました。

しかし、最近もの忘れの得意になった義母は一度も言ってきません。

なので、2時間おきにチェックに行くようにしました。

その間に、名案が浮かぶかもしれません。


しかし、とうとう夜になってしまいました。

さすがにこれはまずいと思いました。

ギブアップです。

お母さん、言いつけを守れずに、ごめんなさい。

母から「絶対にまいったするな」と教えられていたぼくは、高校の柔道で絞められて何度も落ちていました。


こう見えても、ぼくは結婚生活30年を過ごした大人です。

ネットなら、よしとしましょう。

さっそく調べました。

やはり世の中捨てたもんじゃありません。

親切な人がたくさんいらっしゃいます。

問題はこっちでした。

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俺の名前を知ってるかい?  ダイヤフラムっていうんだよ♪

この中にダイヤフラムさんが入っています。

シューシュー音を出して、水漏れしていたのもここです。

実はフィルター掃除のときに、ここも開けて掃除していました。

そのとき、黒いゴムが溶けて、しつこく手を汚していたんです。

犯人は、やっぱりアイツだ!

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最初から怪しいヤツだとは思っていたんです (負け惜しみ)。

ゴムが劣化して水や空気が漏れて圧が減り、手洗い水やタンクに貯める水が流れなくなっていました。


毎日、当たり前のように使っているトイレですが、結構複雑なつくりになっていて、あらためて日本の細やかな技術に感心しました。

日本は復活すべきです。人類のためです。


ネットを使えば、タンクの認識番号で該当するダイヤフラムの種類も簡単に調べられます。

ネットさまさまです。

頼めばあさっての午前中には着くそうです。

しかし、地元の業者を愛するぼくは、朝まで待ちました。


そして翌朝、「ダイヤフラムありますか?」とお店に電話しました。

すると、「ありません」という返事です。

えーーー、水道関係の修理やっているのに?と思いましたが、電話を切りました。

だって、部品がないのなら修理たのんでも、すぐにできませんもの。

なら、自分でやったほうが早いです。

しかも、ネットに工賃1-3万とか書いてありますし。

さっそく注文しました。


翌日、届きました。じゃーん♪

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1000円くらいで、送料もかかりませんでした。

しかも、詳しい使用説明書が付いています。

ついでに調べましたら、草刈り機にもダイヤフラムがあって、修理可能でした。

いつも、修理工賃に納得いってなかったので、次は自分でやってみようと思います。

あと、わからないことは、すぐネットで調べようと思いました。いまさらですが。

修理には、デトックスだけでは対応できない場合があるというお話でした。


【ファスティング明け3日目】

油断大敵ですね。

夕食を少し食べすぎただけで、ものすごい睡魔に襲われました。

そのせいで、ブログの更新もおぼつかず、回復食の大切さを実感しました。

そして、日々の食生活がどれだけ自分にダメージを与えてきていたのかが分かりました。

食は、質を高めて量を減らすことが一番です。

おいしいとたくさん食べてしまうので、

健康志向で素材にこだわる 料理の下手な奥さんをもらうとよいかもしれません。

サポートありがとうございます。ほかの方へのサポートに回させていただきます。さらに、あなたからいただいたお力で『ありがとう星人 りんごの種』『ありがとう星人 詩人の自信』『ありがとう星人 裸になれた王様』『ありがとう星人vs.ドクダミシイ』など、絵本出版につなげさせていただきます。