尾崎 俊介

株式会社MOBRIC代表取締役 / 大学院大学至善館修了 人間が前向きに生き抜くための…

尾崎 俊介

株式会社MOBRIC代表取締役 / 大学院大学至善館修了 人間が前向きに生き抜くための原理は何か。現実を直視しながらも、数々の困難を乗り越え、未来に向けて進み続けている人は、どんな人生哲学を持っているのか。その実践例から人間の本性を探り、普遍的な原理として社会に還元していく。

最近の記事

長い困難を乗り越えた人々の物語

「Humankind/希望の歴史-人類が善き未来をつくるための18章-」 (2021年 ルトガー・ブレグマン著) こんにちは、MOBRICの尾崎俊介です。 今回は、上述の著書の”第6章”を読んでみて、所感を簡単に纏めてみました。コロナ禍の難しい時代を生きる私たちにとって、何かヒントになることはないか、そんな目線で読み進めております。最後まで目を通していただけると幸いです。 日本では2021年7月に発行された本書は、オランダ出身の若きジャーナリスト(1988年生まれ)ル

    • (企業編)東洋思想と西洋思想にみるリーダーシップの違い

      大学院大学 至善館(シゼンカン)での学びをきっかけに、リーダーやリーダーシップについて考える機会が増えたので、今回は「東洋」と「西洋」におけるリーダーシップについて考えを纏めてみます。最後まで読んでいただけると幸いです。 企業の雇用における⻄洋思想・東洋思想の考えの違いまず、結論から述べると、東洋思想型のリーダー像と、⻄洋思想型のリーダー像の最大の違いは、「人格」をそれぞれの理想のリーダーの条件に含めるか否かであると思っています。東洋思想の場合、「修己治人」や「無為之大道」

      • 意思決定論2/2

        その意思決定の受益者は誰か意思決定において大事なのは、その意思決定を「誰のために」「どれくらいの時間軸」を対象として、視野にいれながら実行するかということだと感じる。つまり、その意思決定による本当の受益者が誰になるかという問題である。何をもってその時の決断が正 しかったのかどうか、それをいつ判定するのか、やはりそこが一番大事なように思う。 この点について、映画「マネーボール」も視聴した上で、以下のような疑問を抱いた。 組織と個人の利害関係は一致するのか、という問題例えば、サ

        • 意思決定論1/2

          最近触れる機会の多い、意思決定というテーマについて、気になったことをノートしていきます。AIに関する考察を含め、初学者なので詳しい方からするとだいぶ的外れな見解が含まれていると思いますが、あくまで私的な見解としてご覧いただければ幸いです。 AIによって人間の意思決定の精度は高まるのか?恋愛のように、人間も経験を積めば積むほど、意思決定の精度は高まると言われている。なぜなら時間の経過と共に経験値が増えて、判断材料が増えるからだ。しかし、この短い人生においては、十分な経験をした

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