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僕と節約は相性がいい

コロナ自粛期間中は充実した時間を過ごせたと個人的には思っている。
そう思える一番の理由は「節約」「貯金」を始めたことだろう。

ではなぜ節約貯金を始めたのか。
コロナの影響で、休日は買い物以外に外出することがなくなり圧倒的に家にいる時間が増えた。
なんの目的もなくyoutubeを見漁るという生活にも限界を感じた僕はふと自分の状況と未来について考え直してみた。

将来について。

今は放課後等デイサービスの指導員として働いているが、将来的にどんなことをしたいのか。だが大きな壁が立ち塞がる。


僕は将来のことについて考えることが苦手だ。


新卒で入った会社の、目標設定合宿という二日間宿にこもって短期、中期、長期的な自分のキャリアについて考えるイベントがあったのだが、周りの同期達が具体的なキャリア像を考え、発表していく中、僕はどうしても将来の自分の姿を思いつくことができなかった。

上司には、
「こんな生活は嫌だなとか、こんな家庭を持ってこんな家に住みたいなとかないの?」
と半ば呆れられたように言われた。

結局その合宿内で明確な目標を決めることが出来ず、その後会社でほぼ強制的に当たり障りのない内容を目標にした。
納得感なんて全くなかったし、その目標に向かって頑張る実感など湧くはずもなかった。


今回もあの時と同じように将来の自分を考えてもぼんやりと、それはもう30画素くらいの荒い姿しか見えなかった。


「ダメだなあ、自分」

そう自己嫌悪に陥り、僕はyoutubeに打開策はないかと助けを求めた。
そして運命的な出会いを果たす。


借金まみれの自分に気付かされる

youtubeで人生観などを語っているチャンネルを探していくと一人の人物にたどり着いた。

「倹者の流儀」というチャンネルの鞍馬(くらま)さんである。

この方は普段は会社員として働き、新卒一年目で250万円以上の貯金を成功させた人物である。
投稿している動画の内容はいかにして節約をして貯金ができるかや、節約料理などが主である。

どの動画を見ても「貯金」という目標に向かって楽しそうに生活している。

僕にはその鞍馬さんの姿がキラキラして見え、次第に自分も真似しようと思うようになった。
しかし今の自分は貯金などほぼないに等しく、給料をなんとなく使い、月末余ったお金を貯金に回す。そんな程度であった。

鞍馬さんが新卒一年目で250万円貯金した理由、

それは奨学金返済のためであった。

普段生活をしていても頭の片隅には奨学金を返さなければいけないという思いから、旅行などをしていても全力で楽しめないでいたという。

僕も大学4年間を奨学金を借りて生活していた。
大学を卒業し、社会人になり奨学金を返さなければいけない立場になったわけだが、社会人一年目だった僕は給料から幾らかは把握していないけどお金が引かれちゃうのか〜うぜえなあ〜くらいに思っていた。

自分が払わなくてはいけない奨学金返済額と完済予定期間、、、、


どんっ!!!
500万円!!!!
20年間!!!!!!!

、、、、、、、

借金まみれじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!!!!!

奨学金を借りている大学生は3人に1人と言われ、いい借金と悪い借金で言えば奨学金は将来のためのいい借金と言えるかもしれない。
しかしいくらいい借金とは言っても借金は借金である。

こんな借金まみれの奴がお金と向き合わないでいいわけがない。将来子供を養うどころか、結婚さえ出来ないだろう。


貯金を始めよう


初めて自分の将来に危機感を感じ、そう心に誓ったのである。

貯める力を養う

貯金を始めるにあたってまずはお金の勉強をしなければと思った。

まずお金に関して5つの力があることがわかった。

①稼ぐ力
②貯める力
③増やす力
④守る力
⑤使う力

この力をバランス良く鍛えなければならないという。

まずはこれまで
収入=支出だったのを
収入>支出にしなくてはならない。

そのために自分が実行した改革がこいつらである。
①先取り貯金

②自炊&お弁当生活

③キャッシュレス生活

先取り貯金は給料日に貯金分のお金を予め別の口座に移すというもの。これで物理的に残ったお金で生活するようになる。これに加えて月末に余ったお金も貯金に回すというダブル体制だ。

自炊&お弁当生活はその名の通り、食事のほとんどを自炊にして職場にお弁当を持っていくというもの。1日1000円〜1500円だった食費を1000円以下に抑えることができたし、料理の楽しさもわかってきた気がする。

キャッシュレス生活は極力現金を持たず、SuicaやPayPay決済に徹することで無駄遣いをなくす効果があるという。


この節約生活を始めて2ヶ月が経つが、コロナ自粛により交際費がかからない状況もあり順調に進んでいる。
自分は元来貧乏性であることは自覚しているし、キチッとしていない性格から、時には自分を甘やかしながら無理のないペースで節約生活を続けている。絶えることに苦痛を感じないあたり、僕と節約の相性は悪くないのだろう。
まず今年は生活防衛資金を貯めよう。明確な金額目標を決め、明るい未来への第一歩を踏み出したわけである。


節約=ケチではいけない

節約をする上で心がけていることがある。


「ケチになってはいけない」


あくまで節約すべきところは自分にとって削減すべき部分であって、お金を使うべきところにはしっかりと使っていきたいと思っている。
さっきのお金の力の4つ目であった使う力も同時に養っていかなければならないのだ。

今後はふるさと納税で様々な返礼品で料理をしたいと思っているし、つみたてNisaなど投資についても勉強して運用してみたいと思っている。
何事も楽しんでナンボだ。趣味に「貯金」と「節約」と追加しよう。ただ、自分を見失わない程度に。

皆さんの節約術などありましたらぜひ中村まで教えてください。
喜んで実行させていただきますので。

これからも末長く節約と貯金と付き合っていこう。
まだ見ぬ素敵な奥さんと可愛い子供のために。
今日も中村駿介は成長していく。

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