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下っ腹の脂肪が減らない理由

 インスタグラマーや憧れの有名人のように美しいスタイルを手に入れたいと思ったことありませんか?また産後で体系を取り戻したいと思ったり、ベルトの上にお腹の脂肪が乗っている上司のようにはなりたくないと思った事はありませんか?


 なかなか行動に起こせない人もいますが、何とかしようと思い切ってジムに通ってみる人もいるかと思います。

  しかし、一生懸命に腹筋運動や腹筋ローラーを使っても皮下脂肪が減らないのが現実です。そして理想の割れた腹筋やクビレは現れません。
 下っ腹は身体の脂肪の中でも、もっと落ちにくいようにできていると言っていいでしょう。その理由は単純で、血行が悪い部分だからです。

 血流が悪いということは、脂肪が燃え難いという事です。女性で冷え性の方が脂肪が落ち難いのは、血行が悪いからという仮説も立てられています。


 また、下っ腹の脂肪は分解され難い事で有名です。それは、アドレナリンの受け皿が少ないからでもあります。

 アドレナリンの受け皿が小さいと、脂肪を溶かすHSLというホルモンがなかなか活性化して働いてくれない状態になりやすいです。

 なので、下っ腹の脂肪を燃やすには、このHSL(ホルモン感受性リパーゼ)というホルモンの活動スイッチを押してあげる必要があります。

 そのスイッチを押す方法は、単純に自身の身体を危機的な状況に落とし込む事です。栄養が足りないと身体に思い込ませ、脂肪を燃やしてエネルギーを作ろうとさせる必要があります。

 この事から最も効率良く痩せられる方法に『断食』が挙げられます。断食と言ってもジュースクレンズや水しか飲まないと言った方法ではありません。それだと筋肉が落ちてしまうので、最もオススメできるのが『プチ断食』です。

 一定の時間だけ栄養を絶って、体をびっくりさせてアドレナリンやドーパミンを出させます。そしてHSLを活発化させるという流れです。

 普段の食事を行い、運動をするだけではお腹周りの血行の悪い状態は改善されません。なので、わざと栄養不足の状況を作り、アドレナリンやドーパミンをいつも以上に出させる事で、よりHSLの活動が増進されるのです。

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 また、カロリー制限を謳うダイエット方法がありますが、正直にカロリー計算でめんどくさいですよね??だったら、一定時間だけ食を断つ方法の方が、余計な計算などする事なく痩せられるのです。
 よっぽど高カロリーな食事をしない限り、プチ断食は簡単に痩せられる唯一の方法と言ってもいいです。普段の20〜30%のカロリー減少をしてくれる身体になってくれます。


 12〜18時間がプチ断食の効果が現れてくるので、男性で16時間ほど、女性では14時間が目安です。
 と言ってもプチ断食を始めた最初の1週間はキツいと感じます。しかし、その後はあまりお腹が空かない身体になるので、まずは1週間の我慢を頑張ってみましょう。

 断食中は過剰な運動量はストレスのかけ過ぎになるので、やり過ぎない程度に運動するようにしましょう。

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 また、カフェインを取りながらの断食は、脂肪燃焼効果をより高めてくれるので、とてもオススメです。
 断食をやり過ぎると、レプチンという食欲を抑えてくれるホルモンが低下してしまうので、プチ断食を心がけましょう。

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