見出し画像

MUP)week30

 『資産運用スキル・投資信託』

✔︎投資信託の概要

画像1

 投資信託とは上の図のようなフローになります。

 ここでの販売会社は銀行や証券会社のことですが、それらを仲介しないプランもあります。



画像2

 ちなみに、委託先の会社が倒産しても、預かり金として預けているので資産は残っています。


 そして、運用方法はパッシブ運用アクティブ運用の2通りがあります。

画像3

【パッシブ運用】 

 こちらは、目標とする指数に連動する様に運用する方法のことです。

【アクティブ運用】

一方でアクティブ運用とは、デイトレーダーの様に、指数が上がったタイミングで売り、下がったタイミングで買うを繰り返す方法です。


 この2通りで、パッシブ運用の方が手数料が低く、利益が出やすいことが経験則から判明しています。


 また利益にも3つの種類があります。

【キャピタルゲイン】

 売却による利益を指します。

【インカムゲイン単利】

 保有している期間に増えた利益を指します。

【インカムゲイン複利】

 保有している期間に、複利の効果を加えた利益を指します。

 


✔︎投資信託のメリット・デメリット

【メリット】

①少額資金から始められる

②分散投資で『信用リスク』『カントリーリスク』『価格変動リスク』の3つのリスクを軽減できる

③運用をプロに任せられる

④選択肢(種類)が豊富である

⑤信用リスクは低く、高い透明性がある


【デメリット】

❶元本保証がない

❷『販売手数料』『信託報酬』『信託財産報酬額』と手数料が大きい

❸短期利益は低く、長期保有向けである

 ❶・❸のデメリットは投資をする上で理解が必要になってくるところです。

 しかし、❷の手数料の問題には理由があります。


画像4

 日本の投資信託の規模は1.1兆円に対し、過去10年の収益率は▲0.11%ですが、アメリは2.2兆円の規模で、収益率は5.2%です。

 これは、アメリカは投資の規模が大きい分、手数料を低く設定することができ、市場参加者も増えて利益が出やすい環境になっているからです。


画像5


 しかし、日本の投資の規模は未だ小さく、手数料も高くしないと運用会社側も資金のやりくりをすることが出来ないのが現実です。そのため、投資信託のデメリットとしての手数料の壁ができているのです。

 

✔︎投資信託とヘッジファンドの違い

画像7


 投資信託は、お金を銀行や証券会社に持って行って、運用会社がそのお金を投資します。(日本の場合は元本割れしていることが多いです)

 一方で、ヘッジファンドとは、信用できる人にお金を渡して、増えた場合はその中から〇〇%の成果報酬を支払います。残高手数料もいくらか支払います。

  

✔︎投資信託の正解は、、

 日本での投資信託は、損する可能性が高いです。そのため、投資信託をするのであれば、海外がオススメです。


 海外の方が、利益を上げられる可能性も高く、キャピタルゲイン課税も少ないです。香港の場合は課税ゼロです。

 最近耳にする金融機関の「投資信託を始めてみませんか?」という勧誘には気をつけましょう。


今編は以上です。今回も読んで頂きありがとうございました。

Buon Viaggio!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?