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第36回東京国際映画祭 作品紹介【コンペティション編】

こんばんは!
ついに本日東京国際映画祭ラインナップが発表されました!
ということでまずはコンペ作品を紹介していきたいと思います。

WP→ワールド・プレミア
IP→インターナショナル・プレミア
AP→アジアン・プレミア


作品紹介

『正欲』(岸善幸/日本)WP

三大映画祭 : なし
その他 : 『あゝ、荒野』(アジア映画大賞/新人監督賞ノミネート)

『エア』(アレクセイ・ゲルマン・ジュニア/ロシア)WP

カンヌ :
『Delo』(ある視点部門)
ヴェネツィア :
『Posledniy poezd』(?/スペシャル・メンション)
『Garpastum』(コンペティション部門)
『宇宙飛行士の医者』(コンペティション部門/監督賞)
『Iz Tokio』(オリゾンテ部門/短編)
ベルリン :
『Pod elektricheskimi oblakami』(コンペティション部門)
『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』(コンペティション部門/衣装デザイン賞)

『真昼の女』(バルバラ・アルベルト/ドイツ)IP

カンヌ : なし
ヴェネツィア : 
『Nordrand』(コンペティション部門)
『Fallen』(コンペティション部門)
ベルリン : なし
その他 : 
『Slidin' - Alles bunt und wunderbar』(ロッテルダム国際映画祭/コンペティション部門)
『Böse Zellen』(ロカルノ映画祭/コンペティション部門)
『Nordrand』(ヨーロッパ映画賞/ディスカバリー賞ノミネート)
『Grbavica』(ヨーロッパ映画賞/ヨーロッパ映画賞ノミネート)
『Die Lebenden』(サン・セバスチャン映画祭/コンペティション部門)
『Licht』(サン・セバスチャン映画祭/コンペティション部門)

『西湖畔に生きる』(グー・シャオガン/中国)WP

カンヌ : 
『春江水暖』(批評家週間)
ヴェネツィア : なし
ベルリン : なし
その他 : 
『春江水暖』(東京フィルメックス/審査員特別賞)

『曖昧な楽園』(小辻陽平/日本)WP

三大映画祭 : なし
その他 :
『岸辺の部屋』(福岡インディペンデント映画祭/短編)

『ゴンドラ』(ファイト・ヘルマー/ドイツ)WP

カンヌ : 
『Surprise!』(短編)
ヴェネツィア : なし
ベルリン : なし
その他 : 
『ツバル』(ヨーロッパ映画賞/ディスカバリー賞ノミネート)
『Absurdistan』(サンダンス映画祭/ワールドシネマ・ドラマ部門)
『ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を』(東京国際映画祭/コンペティション部門)

『野獣のゴスペル』(シェロン・ダヨック/フィリピン)WP

カンヌ : なし
ヴェネツィア : なし
ベルリン : 
『海の道』(?/スペシャル・メンション)
その他 : 
『The Crescent Rising』(釜山国際映画祭/ドキュメンタリー部門)
『海の道』(東京国際映画祭/アジアの風部門)

『ロングショット』(ガオ・ポン/中国)WP

三大映画祭 : なし

『ペルシアン・バージョン』(マリアム・ケシャヴァルズ/アメリカ)AP

カンヌ : なし
ヴェネツィア : なし
ベルリン : 
『El día que morí』(短編コンペティション部門/テディ賞)
その他 : 
『Circumstance』(サンダンス映画祭/ドラマ部門観客賞)
『ペルシアン・バージョン』(サンダンス映画祭/U.S.ドラマ部門観客賞・脚本賞)

『ロクサナ』(パルヴィズ・シャーバズィ/イラン)WP

カンヌ : 
ヴェネツィア : 
『Malaria』(オリゾンテ部門)
ベルリン : 
その他 : 
『ディープ・ブレス』(釜山国際映画祭/国際批評家連盟賞)(東京フィルメックス/コンペティション部門)
『南から来た少年』(東京国際映画祭/ヤングシネマ・コンペティション部門東京ゴールド賞)

『鳥たちへの説教』(ヒラル・バイダロフ/アゼルバイジャン)WP

カンヌ : 
ヴェネツィア : 
『死ぬ間際』(コンペティション部門)
ベルリン : 
その他 : 
『Sermon to the Fish』(ロカルノ映画祭/コンペティション部門スペシャル・メンション)
『クレーン・ランタン』(東京国際映画祭/コンペティション部門芸術貢献賞)
『死ぬ間際』(東京フィルメックス/コンペティション部門グランプリ)

『開拓者たち』(フェリペ・ガルベス/チリ)AP

カンヌ : 
『開拓者たち』(ある視点部門/国際批評家連盟賞)
ヴェネツィア : なし
ベルリン : なし
その他 : 
『開拓者たち』(サン・セバスチャン映画祭/ホライズン部門)

『雪豹』(ペマ・ツェテン/チベット)AP

カンヌ : なし
ヴェネツィア : 
『タルロ』(オリゾンテ部門)
『轢き殺された羊』(オリゾンテ部門/脚本賞)
『羊飼いと風船』(オリゾンテ部門)
ベルリン : なし
その他 : 
『オールド・ドッグ』(東京フィルメックス/グランプリ)
『タルロ』(東京フィルメックス/グランプリ)

『轢き殺された羊』(東京フィルメックス/審査員特別賞)
『羊飼いと風船』(東京フィルメックス/グランプリ)

『タタミ』(ザーラ・アミール・エブラヒミ、ガイ・ナッティヴ/ジョージア)AP

カンヌ : なし
ヴェネツィア : 
『タタミ』(オリゾンテ部門ブライアン賞)
ベルリン : なし
その他 : なし

『わたくしどもは。』(富名哲也/日本)WP

カンヌ : なし
ヴェネツィア : なし
ベルリン : 
『Blue Wind Blows』(ジェネレーション部門)
その他 : 
『終点、お化け煙突まえ。』(釜山国際映画祭/短編コンペ)

所感

 一番思ったのはワールド・プレミアの多さです。またアジアが多いことから、アジアの登竜門的な映画祭にしたいのかなという意図が感じられます。
 『エア』アレクセイ・ゲルマン・ジュニアがワールド・プレミアなのは驚きです。ヨーロッパは『エア』とファイト・ヘルマー『ゴンドラ』、バルバラ・アルベルト『真昼の女』の3作品のみ。中国や東南アジアが多く入っているのが特徴的です。
 サンダンスで話題になった『ペルシアン・バージョン』は気になりますね。
 先日亡くなったチベットのペマ・ツェテン作品は絶対に観たい。あと気になるのは『ロングショット』と『ロクサナ』ですかね。
 アジア映画が多いのはいいのですが、全体的に地味な印象です。ヨーロッパ勢があまりないのは個人的に寂しいです。北欧とかイタリアとかあってもよさそうなのに。
 次はアジアの未来、ワールド・フォーカスについて書いていこうと思います。

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